Disney+から2022年5月13日に独占配信された「スニーカーシンデレラ」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
エルは、亡き母が遺した靴屋で、意地悪な継父と義理の兄弟たちとともに、その才能を隠しながら、ストックボーイとして雑用業務をする毎日。
ある日、エルは伝説的なバスケットボール選手であり、“スニーカー王”の異名を持つダリウス・キングの娘であるキラ・キングと運命的な出会いを果たす…
作品情報
原題:Sneakerella
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Disney+
監督:エリザベス・アレン・ローゼンバウム
本編:113分
出演:チョーズン・ジェイコブス、レクシー・アンダーウッド、デビン・ネコダ、ブライアン・テレル・クラーク、コルトン・スチュワート、フアン・シオラン、ジョン・サリーほか
レビュー
ストーリー
スニーカーデザイナーを目指す青年が「白馬のお姫さま」と出会い、夢を叶えていく逆シンデレラストーリー。
この使い古されたストーリーを歌のみならず、ラップとダンスで表現するヒップホップスタイルは賛否分かれるかもしれませんが、非常に好みで作品に没入できました。
黒人文化を加え、主人公をはじめ継父や義兄弟など性別を入れ替えているところや、かぼちゃの馬車はクラシックカーに、舞踏会はスニーカーのチャリティイベントにガラリと変わっています。
少し無理矢理感もあるシンデレラへの寄せ具合は気になりますが、非常に良く練り込まれたストーリーであると感じられます。
そして何よりもキャストがそれぞれほぼ無名ながら、歌唱力・演技力、そしてダンスに至るまでハイレベルのパフォーマンスを見せてくれます。
ディズニーの底力を十分に発揮していますね〜
ジョン・トーマス・サリー
NBAの元バスケットボール選手で異なる3つのチームでチャンピオンリングを獲得した初めての選手です。
ロバート・オーリーも異なる3チームでチャンピオンとなり、現在はレブロンとダニー・グリーンを含む4人のみとなっていて、どれほどこれが凄いことかわかりますよね〜
デトロイト・ピストンズからキャリアをスタートさせた彼は名高いバッド・ボーイズの一員として2連覇に貢献していますが、ダーティーな印象のバッド・ボーイズにおいて紳士的な印象の強い選手です。
また、バスケットボールの神様マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズ、今は亡きコービー・ブライアントとシャキール・オニールのレイカーズのロスターとして優勝を果たしています。
素晴らしいキャリアの持ち主ですが、まさかこんなにラップが上手いとはw
ヒップホップ文化恐るべしですね〜
久々にディズニーっぽいディズニー映画を観たなぁ〜って感じのする1本でした。
俳優のチョイスが本当に素晴らしい。
何も深く考えずに幸せのお裾分けをしてくれるディズニー映画は大好きですし、これからもこういった作品をどんどん作って欲しいな〜と思います。
脚本
配役
演出
音楽
映像
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