キノフィルムズから2016年1月15日に劇場公開された「パディントン」の感想記事です。
イギリスの作家マイケル・ボンドの児童文学作品に登場する架空のクマのキャラクター”パディントン”を基にした実写化作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
イギリスの探検家に会うため、ペルーからロンドンにやってきた小さなクマの紳士。
赤い帽子を被った紳士的な彼は、駅で出会ったブラウン夫人にパディントンと名づけられ、家に迎え入れられる。
やがて街の人気者になるパディントン。 しかしある日、事件に巻き込まれてしまう…
作品情報
原題:Paddington
製作国:イギリス・フランス(2014年)
配給:キノフィルムズ
監督・脚本:ポール・キング
本編:95分
出演:ベン・ウィショー、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、ジュリー・ウォルターズ、ジム・ブロードベント、ニコール・キッドマンほか
レビュー
愛くるしい熊が秘境ペルーからロンドンへ!
貨物船で密航し、都会の冷たさにうちひしがれながらもブラウン一家の温かさに触れ都会に馴染んでいく…
モフモフながら低音ヴォイスがギャップでどうにもメルヘンちっくだけど、移民に揺れるヨーロッパの社会問題が垣間見れるストーリー展開。
キャストも良い意味で味のある感じ。 ニコール・キッドマンのオーバーな芝居も何故かハマっている。
ミッション・インポッシブルのパロディのようなシーンもあってコメディとしての出来は良い。
心温まる感じに、子供向けだとは思いながらも大人に刺さる、むしろ現実に疲れた大人こそ見るべきだと思える良作です。
どうもパディントン駅にはあのクマの銅像があるらしい… 行きたいw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 97% Audience 80%
metacritic METASCORE 77 USER SCORE 7.7