Netflixから2019年4月19日に独占配信された「リラックマとカオルさん」の感想記事です。
「どーもくん」や「こまねこ」シリーズなどストップモーションアニメの制作で知られるスタジオ・ドワーフによるコマ撮りの作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
アラサーOL・カオルさんとリラックマたちが過ごす日々が描き出される。
作品情報
製作国:日本(2019年)
配給:Netflix
監督:小林雅仁
本編:13話
出演:多部未華子、松本惣己、山田孝之、金澤まいほか
レビュー
ストップモーション
各11分で全13話というドワーフ史上最長の作品。
短編でテンポも良く非常に観やすいのが特徴的ですが、ストップモーションではかなり撮影が大変であろうと推察します。
1日に撮影できるのが、わずか7秒から8秒だという本作。 基本的には1秒あたり12コマ分のカットが使用されるが、細やかな動きのあるシーンについては24コマ撮影する場合もあるようで本当に頭が下がります。
表情もかなり豊かです。
なんでもカオルさんのパペットは7体、リラックマ、コリラックマ、キイロイトリは10体ずつ用意され、リラックマが寝そべる姿の撮影用には少し柔らかい素材になっているなど用途が異なるものもあるこだわりっぷりのようです。
家具や街並みなども手作りでとても可愛らしいですし、雪だるまを作ったり、雪合戦をするところなどとてもよく出来ていて素晴らしかったです。
ストーリー
「日本の美しい四季に乗せて、働く女性の悩み揺れ動く心を描く」という大人の女性をメインターゲットにした作品であるため、カオルさんに感情移入できるかが鍵となりそうですが、ネガティブなカオルさんに対してリラックマたちが優しく包み込んでくれるため、おっさんでも十分ほんわかした気持ちにさせてもらえました。
カオルさんとリラックマたちが重たくも深みのある演出を交えながら過ごす12カ月が描かれていて非常によく練られている脚本であるように感じました。
リラックマと遊園地
2022年8月25日より再びNetflixでリラックマが帰ってくるようです。
多部未華子と山田孝之の続投も発表されていますので前回からのストーリー展開にも期待したいですね〜
Netflix シリーズ『#リラックマと遊園地』メインアート解禁🎡
楽しさ満点の遊園地へ遊びに出かけたカオルさんやリラックマたちが、なぜか次々と不思議なハプニングに巻き込まれてしまう!
8月25 日(木)独占配信開始。#rilakkuma pic.twitter.com/TFz91mtQ8d— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) July 20, 2022
また、癒されましょうw
脚本
配役
演出
音楽
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