Disney+から2022年10月7日に独占配信された「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の感想記事です。
MCU初のハロウィンスペシャルドラマかつホラー作品で、本作は1時間弱で構成された単発作品ながらMCUの世界観を共有した作品となっています。
オススメ度
あらすじ&予告編
ミステリアスな洋館に”ある目的”のために集うハンターたち。
閉ざされた空間の中で暗闇に紛れ、密かに人間の姿で紛れ込むウェアルフ=“人狼”。
「この中の誰が人狼なのか…?」
敵味方もわからずいつ襲われるか予測がつかない恐怖と緊迫感が迫りくる中、 ハンター達の命を懸けた長い一夜が始まる…
作品情報
原題:Marvel Studios’ Special Presentation : Werewolf By Night
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Disney+
監督:マイケル・ジアッチーノ
本編:54分
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ローラ・ドネリーほか
レビュー
冒頭からハッとするモノクロシーン。
ブラッドストーンだけが赤く輝く演出が取り入れられていて、白黒の映像の中で外界から入ってきたものや血だけが色付けられていた『ワンダヴィジョン』(2021)を彷彿とさせる演出を取り入れていることがわかります。
マーベル初のハロウィンかつホラーという事で期待してみたものの、庭に隠している武器を探し戦い合うデスゲーム仕様w
全員がハンターであり獲物であるという緊迫した状況なのはとても良いですが。
ウェアウルフは思っていた3倍くらいクラシカルな出立ちで、原作コミックを踏襲した上裸パンツスタイルで無双します。
最後までバックグラウンドが明かされることはなかったため、今後の展開に期待できそうですね〜
原作コミック繋がりだと元科学者の植物モンスター”マンシング”が今回のターゲットで背中にブラッドストーンが取り付けられています。
SPIDER-MAN CURSE OF MAN-THING #1 価格:867円 |
アメリカの第26代大統領であるセオドア・ルーズベルトと同様に、セオドア・サリスという名前からあだ名をテッドと呼ばれています。
TheodoreだからTedなんですがなんかちょっと可愛いですよねw
本編が54分と短いためやや駆け足展開で終わってしまいましたが、ローラ・ドネリー演じるエルサがコミック『ゴーストライダー』から誕生したチーム「ミッドナイト・サンズ」のメンバーでもあることは有名な事実ですし、ブレイドやモービウス、ムーンナイトらが所属しています。
『モービウス』(2022)と『ムーンナイト』(2022) は公開済みで『ブレイド(原題:Blade)』は2023年11月に公開予定となっているため、ミッドナイトサンズ結成が加速しそうですね!!
より楽しみな展開が広がるMCUから目が離せませんね〜
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.6 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 92% Audience 94%
metacritic METASCORE 69 USER SCORE 7.3
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