2024年6月5日からDisney+にて独占配信された「スター・ウォーズ:アコライト」の感想記事です。
映画「スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)」(1999)の約100年前を描いたオリジナルドラマシリーズです。
オススメ度
あらすじ&予告編
多くのジェダイたちが教えを説き、平和に包まれた“光”の時代に、ある日突然、一人のジェダイが殺害される。
黒いマスクでナイフを振り回す彼女は一体何者か…
作品情報
原題:The Acolyte
製作国:アメリカ(2024年)
配給:Disney+
監督:レスリー・ヘッドランド
本編:全8話
出演:アマンドラ・ステンバーグ、イ・ジョンジェ、チャーリー・バーネット、ダフネ・キーン、ヨーナス・スオタモ、キャリー=アン・モスほか
レビュー
映画「スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)」(1999)の約100年前、ジェダイ黄金期と呼ばれていた時代を舞台にダークサイドの誕生に迫るドラマ作品。
「帝国誕生の100年前、ジェダイ・オーダーと共和国は何世紀も平和を謳歌していた。だが銀河の暗い片隅で少数の者がフォースの扱い方を密かに会得。その中の一人が孤独な暗殺者として復讐の機をうかがっていた…」
冒頭のテロップからこれほどかという不穏さが感じられる“復讐”が大きなテーマとなりそうな本作は、第1話から“ジェダイ殺害”というシリアスな展開でスタート。
オーシャとメイ、2人の関係性と距離感を軸に進められるストーリーは、スペースオペラという大きなジャンルの中に投じられた一石のサスペンス作品に仕上がっています。
「ハンガー・ゲーム」で知られるアマンドラ・ステンバーグが、“オーシャ/メイ”の全くタイプの異なる双子を二役演じる素晴らしい役回りで牽引し、「マトリックス」シリーズのトリニティ役などで知られるキャリー=アン・モスがマスター・インダーラを、「イカゲーム」(2021)で話題を集めたイ・ジョンジェがマスター・ソルを演じ、最盛期の威厳たらしめるジェダイを好演しています。
愛くるしいドロイド系や非人型動物、実写初のウーキー族のジェダイまで世界観はしっかり継承しつつ、時代が違うのでどこか印象も違って見える巧妙な演出は好感が持てます。
別々の人生を歩んできた対照的な考え方を持つメイとオーシャを、過去と現在を行き来しながら暗黒面の誕生に迫っていくだけに一気見必至。
それぞれキャラの立つジェダイが出てくるのに、バタバタ倒されていくのは緊迫感MAX!
ライトセイバーが赤くなるところはゾワーってしたわw
いや〜今後の展開が楽しみでしょうがないw 期待も込めて評価アゲアゲですw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 4.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 80% Audience 17%
metacritic METASCORE 67 USER SCORE 3.9
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