ズートピア

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズから2016年4月23日に劇場公開された「ズートピア」の感想記事です。

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとしては『ベイマックス』(2014)に次ぎ、『白雪姫』(1937)から数えて第55作目となる作品で、2017年アニー賞、アカデミー賞(いずれもアニメ作品賞)受賞作品です。

オススメ度3.2



あらすじ&予告編

動物が人間のように暮らす大都会、ズートピア。

誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。

立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るウサギのジュディ。

夢を忘れた詐欺師、キツネのニックを相棒に彼女は奇跡を起こすことができるのか…




作品情報

原題:Zootopia

製作国:アメリカ(2016年)

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

監督:リッチ・ムーア

本編:108分

出演:ジニファー・グッドウィン (上戸彩)、ジェイソン・ベイトマン (森川智之)、イドリス・エルバ (三宅健太)、ジェニー・スレイト (竹内順子)、シャキーラ (Dream Ami)、J・K・シモンズ (玄田哲章)、ネイト・トレンス (高橋茂雄(サバンナ))、レイモンド・S・パーシ (村治学)ほか



レビュー

圧倒的に可愛いキャラデザインとしっかりとしたストーリーが魅了するディズニーらしい作品。

草食動物と肉食動物の関係や野生還りをはじめ、動物ならではの必然性を描いたテーマ性は物凄く良い。

さらに100分ちょいの短めの作品に、抜群のテンポ感であっという間に感じさせられます。

キャラも非常に立っていて愛着と共に引き寄せられます。

緩急なく勢いで乗り切る感じの強引に進められるので、小さなウサギが警察官に憧れる理由がイマイチ理解できないままで感情移入は難しいし、特に感情を揺さぶられる作品ではないと感じました。

様々な種類の動物が共存し、互いの価値を認め合う。 そんな社会のあり方を説きながら幸せを目指そうというメッセージが伝わってくる良作ではあります。

キッズ目線では間違いなく楽しめる作品だと思いますw



評価

脚本3.0

配役3.0

演出3.0

音楽3.0

映像4.0



IMDb 8.0 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 98% Audience 92%

metacritic METASCORE 78 USER SCORE 8.6