Netflixから2021年1月6日に独占配信された「トニー・パーカー : ファイナルショット」の感想記事です。
NBAのサンアントニオ・スパーズで4度のNBAチャンピオンに輝き、フランスを代表するバスケットボールプレイヤーとしてその名を轟かせてきたトニー・パーカーの軌跡を追うスポーツドキュメンタリー作品です。
スパーズで着けていた背番号「9」はチームの永久欠番となっていて、NBAが誇るレジェンドプレイヤーの1人です。
オススメ度
あらすじ&予告編
トニー・パーカーの半生を振り返っていくドキュメンタリー。
作品情報
原題:Tony Parker : The Final Shot
製作国:フランス(2021年)
配給:Netflix
監督:フローラン・ボダン
本編:98分
出演:トニー・パーカーほか
レビュー
インタビューでは本人のほか、2020年に事故死したコービー・ブライアントやデビッド・ロビンソンなどのレジェンド選手、元フランス代表のサッカー選手ティエリ・アンリ、現役NBA選手たちなどが出演しています。
生い立ちから永久欠番となるまでをドキュメンタリーで描きながら、スパーズでの活躍を振り返ることが出来る作品になっています。
サクセスストーリー以外のなにものでもなく、『マイケル・ジョーダン : ラストダンス』で描かれた本人の精神状況を含め、周囲に問題を抱えたマイケル・ジョーダンと違い、個人的な印象はとにかく真面目・勤勉・努力家で、キャリア終盤まで大怪我に見舞われることもなく、環境面も含めとても安定したキャリアに感じられます。
トニー・パーカーの詳細については以下から。
Wikipedia Twitter NBA.com Basketball-Reference.com
選手としては強気なゲームメイクに加えスピードとクイックネスを武器としたポイントガードです。
身長は188cmでNBA選手としては小柄ですが、スクリーンプレイの上手さと代名詞とも言えるティアドロップショット、ミドルシュートの確率の高さが魅力です。
何より華がありますよね~
スパーズで共にビッグ3を形成し、ユーロステップのシグネイチャー選手でもあるマヌ・ジノビリは殿堂入りを果たしました。
Euro-Stepping into the HOF 👏
Well deserved @manuginobili! #22HoopClass pic.twitter.com/QwPADWsYg6
— NBA (@NBA) September 10, 2022
キャリアTOP5プレイも上げられています。
🗣 GINOBILI!
Check out the 🔝 5 plays of @manuginobili‘s career ahead of his induction into the @Hoophall tomorrow at 7:00 PM ET on @NBATV pic.twitter.com/5wMXvy4w9u
— NBA History (@NBAHistory) September 9, 2022
アルゼンチン出身の選手としてトニー・パーカー同様に4回のNBAファイナル優勝に貢献し、ユーロリーグ優勝、オリンピック金メダルのすべてを達成したのは、ビル・ブラッドリーとジノビリだけの大偉業です。
さらには世界選手権でも銀メダル獲得しており、FIBAアメリカ選手権を加えれば4冠を達成しています。
まさにアルゼンチンの人々からするとルイス・スコラとともにレジェンドであり、フランスのトニー・パーカー、ドイツのダーク・ノヴィツキー、スペインのパウ&マルク・ガソルと同様に国を代表するマイケル・ジョーダン的存在ですよね~
マヌ・ジノビリの詳細については以下から。
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身長も198cmで運動能力も標準的ながら、ユーロ・ステップを含むドリブルペネトレイトでファールを量産し、抜群のボディバランスと類いまれなパスセンス、さらにはサウスポーから放たれるフリースローやアウトサイドシュートも正確で、まさにDF泣かせのイメージが強い選手です。
ジノビリもアルゼンチン製作でドキュメンタリーを作って欲しいものですね~
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.8 / 10
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