ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントから2022年9月1日に劇場公開された「ブレット・トレイン」の感想記事です。
伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』を原作とした作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
運の悪い殺し屋レディバグが請けた新たなミッションは、東京発の超高速列車でブリーフケースを盗んで次の駅で降りるという簡単な仕事のはずだった。
盗みは成功したものの、身に覚えのない9人の殺し屋たちに列車内で次々と命を狙われ、降りるタイミングを完全に見失ってしまう。
列車はレディバグを乗せたまま、世界最大の犯罪組織のボスであるホワイト・デスが待ち受ける終着点・京都へ向かって加速していく…
作品情報
原題:Bullet Train
製作国:アメリカ(2022年)
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
監督:デヴィッド・リーチ
本編:126分
出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アンドリュー・小路、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ザジー・ビーツ、マシ・オカ、マイケル・シャノン、ローガン・ラーマン、真田広之、福原かれん、ベニート・A・マルティネス・オカシオ、サンドラ・ブロックほか
レビュー
伊坂幸太郎のベストセラー小説『マリアビートル』を『デッドプール2』(2018)のデビッド・リーチが実写映像化。
デビッド・リーチといえば、Netflixオリジナル映画の「ケイト」(2021)でもプロデューサーを務めるなど日本が舞台となった作品も記憶に新しいですが、『ファイト・クラブ』(99)、『Mr. & Mrs. スミス』(05) 、『トロイ』(04) などの作品でブラッド・ピットのスタントマンを務めていたことが有名な人物ですよね〜 そんな2人のコラボは胸アツですw
原作小説の設定にハリウッドアクションを落とし込むことで、サスペンス要素が加わった重厚なストーリーになっています。
登場人物の多さとサスペンス要素で重い立ち上がりながら、終始一貫した「運命」をテーマに、コメディタッチとアクションでテンポ良く進み、終盤に最高潮の盛り上がりを見せます。
渡航制限などの影響で日本でロケーション撮影できなかったり、「ホワイトウォッシング」の非難を浴びたり、設定を残したが故の原作世界観との相違など、公開前のネガティヴな情報を全て吹き飛ばすくらいのハイクオリティな作品に仕上がっていると思います。
レディバグ役のブラッド・ピットをはじめとした超豪華キャストで、ほぼ声とラストちょこっと出演のサンドラ・ブロックと回想で一瞬出てくるライアン・レイノルズなど無駄遣いとも言える大盤振る舞いも嬉しいですね〜
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 53% Audience 76%
metacritic METASCORE 49 USER SCORE 7.1
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