ミラベルと魔法だらけの家

アニメ
引用元:ディズニー 公式

ウォルト・ディズニー・ジャパンから2021年11月26日に劇場公開された「ミラベルと魔法だらけの家」の感想記事です。

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとしては同年公開の『ラーヤと龍の王国』に次ぎ、1937年公開の『白雪姫』から数えて60作目となる長編映画で、2017年公開の『モアナと伝説の海』以来4年振りの新作オリジナル・ミュージカル映画となる作品です。

第94回アカデミー賞にて長編アニメーション賞を受賞し、ディズニー作品のアカデミー賞長編アニメーション賞の受賞は、第92回の「トイ・ストーリー4」、第93回の「ソウルフル・ワールド」に続き3年連続となりました。

オススメ度3.9

あらすじ&予告編

コロンビアの奥地にたたずむ、魔法に包まれた不思議な家。

そこに暮らすマドリガル家の子どもたちは、ひとりひとりが異なるユニークな「魔法の才能(ギフト)」を家から与えられていた。

しかし、そのうちの1人、ミラベルにだけは、何の力も与えられていなかった。

力を持たずとも家族の一員として幸せな生活を過ごしていたミラベル。

ある時、彼らの住む魔法の家が危険にさらされていることを知った彼女は、家族を救うために立ち上がることを決意する…

作品情報

原題:Encanto

製作国:アメリカ(2021年)

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

監督:ジャレド・ブッシュ、バイロン・ハワード

本編:102分

出演:ステファニー・ベアトリス、マリア・セシリア・ボテロ、ジョン・レグイザモ、マウロ・カスティージョ、ジェシカ・ダロウ、アンジー・セピーダ、キャロライナ・ガイタン、ダイアン・ゲレロ、ウィルマー・バルデラマほか

レビュー

さすがディズニー

アニメーションとミュージカルの絶妙なコントラスト。

「アナと雪の女王」と対比させたい感MAXのヒロイン以外の家族全員が魔法を使える設定ながら、魔法が使えないミラベルが家族を救わなくてはならない…

どうも「ブラック・クローバー」が頭によぎってしまい、いつ「諦めないのがオレの魔法だ!!!!」的なことを言うのかヒヤヒヤしてしまいましたw

魔法にこだわらずそれぞれの存在価値を認め合うのが目的のはずが、最終盤でミラベルが魔法を手に入れる謎の逆転オチは賛否分かれるところかとも思います。

ディズニーと言えばそれまでながら、ミュージカル調が強すぎたために本編にもう少し厚みをつけても良かったと思ってしまいます。

映像と音楽という魔法にかけられて何も考えずに観られるため、子供が楽しんで観るにはこれ以上ない作品かもしれません。

古き良きディズニー映画を現代のアニメーションで表現した…そんな感じの作品に感じました。

評価

脚本3.0

配役4.0

演出3.0

音楽4.5

映像4.5

 IMDb 7.2 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 91% Audience 93%

metacritic METASCORE 75 USER SCORE 7.0

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