Netflixから2020年6月19日に独占配信された「ロストブレット -窮地のカーチェイス-」の感想記事です。
ギヨーム・ピエレットの長編初監督作です。
オススメ度
あらすじ&予告編
殺人犯に仕立てあげられた前科者の自動車整備士が、身の潔白を証明する方法はただ一つ。
消えてしまった車に残されているはずの、真犯人の銃弾を手に入れること…
作品情報
原題:Balle perdue / Lost Bullet
製作国:フランス(2020年)
配給:Netflix
監督:ギョーム・ピエレ
本編:93分
出演:ステフィ・セルマ、アルバン・ルノワール、ニコラ・デュボシェル、ラムジー・ベディア、ロッド・パラドほか
レビュー
汚職警官と濡衣を着せられた囚人を巡るアクションスリラー作品。
ド派手なカーチェイスを想像してしまう邦題だけのサブタイトルは、一旦頭から切り離さす必要はありますが、それさえなければ観やすいライトな展開が光ります。
フランスのアクション=『トランスポーター』(2002)が真っ先に浮かぶ方も多いと思いますが、ジェイソン・ステイサムに負けずとも劣らずキレッキレのアクションを見せ、窮地を豪快に突っ切る展開は見応えがありますし、徐々に盛り上がっているストーリーも申し分なし。
車整備の腕を買われて警察に協力している割には、ド派手な改造車などが登場するわけでもなく、リアリティを追求する姿勢には好感も持てます。
汚職警官のイカれ度合いが良く、罪を隠すための必死っぷりやサクサク殺し回ることで作品全体のテンポは良く、リアリティとカーアクションのバランスが絶妙です。
なかなか斬新なカーアクションシーンもラストに控えていますし、深夜にビール片手に鑑賞するに相応しいB級作品であると思いますw
サブタイトルのカーチェイスに釣られた人以外は純粋に楽しめる良作ですw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 78% Audience 58%
metacritic METASCORE 78 USER SCORE 6.3
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