沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~

Prime Video
引用元:Amazon

Prime Videoから2024年2月9日に独占配信された「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」の感想記事です。

かわぐちかいじの大人気同名漫画を原作とした実写映像化作品です。

オススメ度4.5

あらすじ&予告編

日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し沈没した。

艦長の海江田四郎を含む全76名が死亡との報道に衝撃が走る。だが実は、乗員は無事生存していた。 事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜「シーバット」に彼らを乗務させるための偽装工作だったのだ。

米艦隊所属となったシーバット、その艦長に任命されたのが海自一の操艦を誇る海江田であった…

作品情報

製作国:日本(2024年)

配給:東宝

監督:吉野耕平

本編:全8話

出演:大沢たかお、玉木宏、上戸彩、ユースケ・サンタマリア、中村倫也、中村蒼、水川あさみ、手塚とおる、酒向芳、笹野高史、橋爪功、夏川結衣、江口洋介ほか

沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦Amazon公式

レビュー

Amazonスタジオによる邦画製作の初作品となった本作は、到底映画1本に収まる話ではない壮大なストーリーだけに、肉付けしたドラマ化まで行われるスケールの大きさにw

全8話で構成される本シリーズは、前半を劇場版ストーリーにより多くの登場人物にフォーカスさせた人間ドラマに、後半をその後の東京湾海戦を舞台とした壮大なバトルシーンへと昇華させた素晴らしい作品に仕上がっています!!

製作にも名を連ねた大沢たかおが人間味薄い海江田四郎を演じ、豪華キャストが色濃いキャラクターたちで脇を固めるというバランスが非常に良い作品に仕上がっています。

原作ファンとしては、その抜群のストーリー性にキャスティングがハマっていて、それでいて映像が良ければ文句のつけようがありませんw

実写化に至って不安要素が少ない作品だけに、リアリティとSFが交錯する緊迫感が堪らない素晴らしい作品に仕上がっていると感じます。

日本で初めて海上自衛隊潜水艦部隊の撮影協力を得て、実際の海上自衛隊潜水艦が使用されているのも嬉しいですよね〜 音響・VFXの臨場感も文句なしです。

ミッション : インポッシブル / デッドレコニング PART ONE」(2023)の冒頭で潜水艦の戦闘シーンがありましたが、これが意外にもかなりドキドキハラハラして、”沈黙の艦隊”は間違いないと踏んでいたので、その想像を上回るクオリティを作り出した製作陣の素晴らしさを感じますね。

https://crorolab.com/ミッション-インポッシブル-デッドレコニング-part-one/

評価

脚本4.5

配役5.0

演出4.0

音楽4.0

映像5.0

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