1st ROUND TOR vs PHI
このカードを見ると2018年のRoptors Final Championの年のEastern Conference Finalを思い出します。
今季大型トレードでJames Hardenを獲得し、今季MVP最有力候補のJoel Embiid、成長目覚ましいTyrese Maxey、他のメンバーも昨年のラインナップほぼそのままの攻撃力抜群のSixers。
対して初ALL STAR選出が記憶に新しいFred VanVleet、後半にTriple-Double級のStatsを連発したPascal Siakam、Rookie Of The Year候補の一角Scottie Barnes、日本の至宝である渡邊雄太を擁するRaptors。
攻守ともに76ersに分があるようなラインナップですが、その差をいかに埋めていくか。 Doc RiversとNick Nurseの両HCの采配も気になりますね!
何よりPLAYOFFSに日本人が出ているだけで猛烈に応援したくなりますね!!
Go! Raptors!
GAME1 04.16.22
Startからゴール下は熾烈を極めます。
Embiidが徐々に支配し、MaxeyがFast Break。一気にリズムを掴みます。
対してRaptorsは単発シュートでなんとか踏ん張りついて行く苦しい展開です。
ただこの停滞した感じはRaptorsのペースでもあるのでSixersが突っ走れないのかちょっとわからないですがw
前半終了時にはRaptorsのZone DFが全く機能せずOpenで3-PTを立て続け決められゲーム最大21点差をつけられるなど、大きくリードを許します。
3Q中盤には17-4runでRaptorsが追いかけますが、立ちどころにミスを連発し流れを引き寄せられません。 SixersはTyrese Maxeyが3QまでにFG13/18の36点を挙げる大暴れを見せます。
Raptorsは4Qに9分を残しScottie Barnesの負傷退場、Fred VanVleetのFoul Outで崖っぷちに立たされます。 消沈したRaptorsですが残り5分20点ビハインドのところで渡邊雄太がPLAYOFFS初出場を果たします! 残り1分半ではDunkもお見舞いしました!
最後は点差もあったためPLAYOFFSらしくないダレたゲームとなってしまいました。
SixersはTyrese MaxeyのCareer Highの38得点のほか、Tobias Harris 26点、Harden 22点14AST、Embiidが19点15REBと実力が数字にしっかり反映しての快勝。
対してRaptorsはPascal Siakamが24得点していますが、ほぼ流れを持ってこれあ後味の悪いゲームになってしましました。Scottie Barnesの怪我の具合も気になりますが、次戦での挽回に期待しましょう。
GAME2 04.18.22
Raptorsは欠場のScottie Barnesに替えてPrecious Achiuwaをスタートに抜擢。
それが功を奏しEmbiidに圧をかけつつ高確率の3-PTでスタートダッシュに成功します。
圧をかけられつつも今季の得点王Embiidが暴れ、GAME1で2得点と奮わなかったDanny Greenが1本目から3-PTを沈め、sixersがすぐさま盛り返します。
VanVleetは持ち味の3-PTを確率良く決め試合は膠着状態に。
2Qは3/3と当たりの日のDanny Green、前の試合38点と爆発したTyrese Maxeyが躍動しSixersが徐々にリードしていきます。
VanVleetをはじめにRaptorsのFG%が低下し15点ビハインドでGAMEを折り返します。
後半もSixersはFG%が悪いながらもEmbiidがゴール下を完全に支配。ダブルチームを上手く吊り出しながらOPENで味方を使い得点を重ね、2nd Unitもしっかりと機能したSixersが22点とリードを拡げます。
最終Qに入りRaptorsはChris Boucherが気を吐くなど15-0Runと追い上げますが、勝負所での痛いターンオーバーを連発。 流れを切ったMaxeyに脱帽でもありますが、Raptorsは後半のVanVleet含めFG%が上がらず、AWAYでの痛い連敗となりました。
GAME3 04.20.22
2連敗で迎えた大事なHOMEでの1戦となったRaptors。 Joel Embiidへの効果的なダブルチームとFG%良く得点し8-0Runするなど好調な入りを見せます。
流れを掴んだのRaptorsは2Qに入ってもテンポ良く得点し、最大17点差の大幅にリードします。
対するSixersはリバウンドが取れず辛抱の時間帯となります。 Danny Greenがアツくなっちゃったり雰囲気も悪くなりそうですが、ここでハーフタイム。 Sixersは挽回できるのか。
後半はEmbiidの連続得点でSixersが徐々にリズムを掴みます。
熾烈な攻防が続き、Embiidが3Qまでで23得点の大暴れと気を吐きますが、Sixersは結局ここまで1度もリードを奪えず耐え忍びます。
4QもSixersは我慢の時間が続きます。James Hardenが5ファールで1度ベンチに退くなど逆転には至れません。 対するRaptorsも徐々にボールムーブが悪くなりつつあり、FG%が低下。 互いに膠着状態となります。
Sixersが追いついてはRaptorsが突き放す一進一退の攻防が続きます。
残り27.5秒で95-95の同点。Precious Achiuwaがファールを受け2shot。 2本とも落とし、今PLAYOFFS初のOver Timeへ!! アチいっすw
OTではTyrese Maxeyがこの試合Sixers初のリードとなるレイアップからスタート。 残り2.6秒まで競った状態でSixersボールでのタイムアウト。 このセットプレーでEmbiidが値千金の3-PTを成功させ、GAME END。
SixersがAWAYでの勝利をもぎ取り3連勝でSemi Finalに王手をかけました。
RaptorsはHOMEでOTでの競り負けで崖っぷち。 展開としてもRaptorsの流れであり望む展開だった上での痛い敗北となりました。
Pascal Siakamのボールの保持しすぎ感。それに伴う流れの停滞が非常に気になりますが、修正はあるのでしょうか。 次戦に期待しましょう。
GAME4 04.23.22
Raptorsとしては非常に厳しい状況の中、打開策をどう導くか非常に興味深いですね〜 負けると1番での敗退が決まってしまいます。 なんとか意地を見せたおですね〜
Raptorsはこれまで通りPascal Siakamの1on1からOFを展開します。 これが予想通りFG%が上がらず停滞し始めるとFred VanVleetからキックアウトでのOFにシフト。さらにはGAME1で負傷退場したScottie Barnesを投入するなど、RaptorsのNick Nurse HCは今日はどんどん動いていきます。 上手くハマり1Qをタイで終えます。
先に流れを掴んだのはRaptors。 しぶといリバウンドからFast Breakとボールムーブメントから確率良くロングシュートが決まり最大12点差までリードします。
後半は一進一退の攻防からどちらも足を溜めている状態から始まります。 SixersがEmbiidを含めて少し大人しいのが気掛かりですね〜
なんやかんやRaptorsがそのまま勝ちました。
Sixersとしては全くもって煮え切らないGAME。 Raptorsとしてはこれが勝ち方なのかもしれませんが、主観的に言わせてもらうと盛り上がりに欠ける淡々としたGAMEでした。
兎にも角にも首の皮1枚で繋がったRaptorsは今シーズンの集大成としてのゲームプランを提示して欲しいですね〜
GAME5 04.25.22
負けたらSeries敗退が決まる崖っぷちのRaptors。 先日の発表でRookie Of The Yearを獲得したScottie BarnsはStarterに名を連ねますが、代わりにFred VanVleetが欠場。 OF面で今季の集大成を見せて欲しいところですね〜
両者静かな立ち上がりから淡々と得点を重ねます。
ターンオーバーからのFast Breakが多く出たRaptorsがリードしますが、単発のシュートが多くリズムにはなりません。 対するSixersはリズムの悪い中Tyrese Maxeyが躍動します。
停滞した中、SixersのミスからRaptorsがリードしていきます。 代わったChris Boucherも良いですね〜 BenchからEnergyを与えます。
RaptorsはFG%が上がらなかったSixersに13点差をつけて前半を終えます。
後半も覇気のないSixersとヌルっと点を重ねるSpicy P。 Raptors優勢でGAMEが過ぎていきます。 まさかのそのまま何もないままでのGAME END。
非常にコメントしづらいですね~ Playoffsらしからぬ緊迫感ゼロのGAMEになってしまいましたが、Garbage Timeで渡邊雄太選手の出場とレイアップでの得点が嬉しかったです!
とりあえず次のGAMEに繋いだRaptorsが次戦もタイにしてもしも勝ち上がった場合Doc Riversはクビでしょうね〜それはそれで面白いw
GAME6 04.28.22
Fred VanVleetがこのSeriesでの復帰がおそらくないとの状況でRaptorsは崖っぷちの状態に拍車がかかります。
Eastで1番混戦しているSeriesだけにSixersは早く決めてしましたいところでしょうが、どうなるのでしょうか。
Doc Riversは過去に3-1から逆転されるイメージがありますからね〜
序盤からScottie Barnsを中心にEasyに決めるRaptorsがリードします。 歓声にファールコールが聞こえませんw
SixersもRaptorsのZone DFを掻い潜りドライブカットインを中心に徐々にリズムを掴みます。 James Hardeが得点にアシストに躍動し、Tyrese Maxeyがドライブで切り裂いたSixersが5点リードで2Qへ。
2QはRaptorsがChris BoucherのBack Doorの合せや3-PTなどOFがハマり13-2Runとリードチェンジしていきます。 非常にOFリバウンドが良いですね〜 対するSixersはDanny Greenの連続3-PTなど確率良く決め一進一退の攻防となります。 激しいリードチェンジが続き、どちらも譲らずSixersの1点リードでGAMEを折り返します。
後半はTyrese Maxeyの連続得点からSixersが10-0Runとスタートからリードしていきます。 流れを完全に掴んだSixersは一気に突っ走り最大点差22点リードを付けます。
最終Qも流れ変わらず。 残り4分にはPascal Siakamの肘がEmbiidの顔面を直撃し負傷退場します。 FG%が上がらないRaptorsはリバウンドも取れなくなりリードを拡げられたままGarbage Timeへ。 お互いに散々なGAMEになりました。
渡邊雄太選手もGAME1.3.5に続き出場しました。
前評判の全く高くなかったRaptorsですが、気がつけばConference5位に入る大躍進となりました。 ALL STAR選出されるまでに成長したFred VanVleet、Rookie Of The Yearに選出されたScottie Barnesと徐々にタレントが揃い始め、2年ぶりのPlayoffs。 選手も20代が基盤ですので来Seasonへの良い足掛かりとなったのではないでしょうか。
SixersはSeries終盤からどうも調子が上がらないように見受けられますが、Semi Finalsでどう挽回出来るか期待がかかります。 特に親指靭帯裂傷を押して出場していたとEmbiidが右眼窩骨折と軽度の脳震盪で無期限の離脱になってしまい、Semi Finalで出場できるかわかりません。 更には相手はConference1位のHEATですからね〜 頑張って欲しいところです。
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