東宝東和から2023年4月28日に劇場公開された「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の感想記事です。
任天堂の伝説的人気ゲーム『スーパーマリオ』シリーズを原作とした作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。
謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新世界。はなればなれになってしまった兄弟が、絆の力で世界の危機に立ち向かう…
作品情報
原題:The Super Mario Bros. Movie
製作国:日本、アメリカ(2023年)
配給:東宝東和
監督:アーロン・ホーバス、マイケル・イェレニック
本編:92分
出演:クリス・プラット/宮野真守、チャーリー・デイ/畠中祐、アニャ・テイラー=ジョイ/志田有彩、ジャック・ブラック/三宅健太、キーガン=マイケル・キー/関智一、セス・ローゲン/武田幸史、フレッド・アーミセン/楠見尚己ほか
レビュー
日本人には馴染み深いゲームキャラクターであるマリオとルイージをはじめ、ピーチ姫やクッパ、キノピオ、ドンキーコングなどなどを、ゲームさながらの世界観を舞台にしたアドベンチャーのみならず、兄弟愛などをしっかりと盛り込んだ映画的要素を上手く組み込んだ作品。
世代ではないためそこそこ知っているくらいのレベルではありますが、それらしい動きや音楽にワクワクさせられる内容になっていて大人も楽しめることは間違い無いです。
しかしながら先にアメリカの大ヒットを受けて後悔している分だけ期待度が上がっていた感じは否めなく、思ったよりもストーリー性の乏しさを感じてしまいます。 ルイージちょい役すぎないか…?
それでもイルミネーション作品としてありがちな痛快な展開と、任天堂を代表するコンテンツとして最大限活かす努力は感じるし、ノンストップ・エンターテインメント作品としては完成度は高いように感じます。
音楽が抜群で、誰しもが聞いたことのあるゲームとしての楽曲とポップミュージックがしっかりマッチしています。
そして文句なしは映像。 もはやドットx横スクロールとは完全違うながらも究極系のゲームを観ている感じが堪らない躍動感を演出していて最高ですよね〜
立派な髭をたくわえているが何歳なのか、何故オーバーオールなのかも何も知らないにも関わらず愛され続け、リオ・オリンピックの閉会式の一幕で出るほどに日本が世界に誇るキャラクター。 その良さは全面に出ていたように感じられる良作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 59% Audience 95%
metacritic METASCORE 46 USER SCORE 8.3
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