Disney+から2024年12月20日に独占配信された「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の感想記事です。
エドガー賞受賞作家リック・リオーダンによる、ハーフ(半神半人)の少年パーシーの活躍を描いたファンタジー小説のシリーズで、原作者のリオーダン自身が脚本を務めたドラマシリーズです。
オススメ度
あらすじ&予告編
人間と神のミックスとして生まれた少年パーシー・ジャクソンは、最強の武器<ゼウスの稲妻>を取り戻してオリンポスの神々の全面戦争を止めるため、アメリカ中を旅する冒険にでることとなる…
作品情報
原題:Percy Jackson & the Olympians
製作国:アメリカ(2023年)
配給:Disney+
監督:リック・リオーダン、ジョナサン・E・スタインバーグ
本編:全8話
出演:ウォーカー・スコーベル、リア・ジェフリーズ、アーヤン・シムハドリ、リン=マニュエル・ミランダ、ランス・レディックほか
レビュー
人間と神のミックスとして生まれた少年の冒険活劇は、「ホーム・アローン」のクリス・コロンバスによって2010年の実写映画化されるも原作との乖離も大きく賛否が非常に分かれた作品となりました。
それを受けて本作は原作者のリック・リオーダン自身が監督・脚本を勤めたこともあり、非常に前評判が高い作品となっていましたが、評判通り2023年12月20日の配信開始から6日間で1,330万人の視聴者を獲得し、ドラマ『グースバンプス』を抜き、ディズニー・ブランデッド・テレビジョン作品のプレミアエピソードとして歴代トップの記録となっています。 まさに快進撃ですね〜
見失ったアイデンティティーを確立し、冒険を通して成長するという王道ファンタジー小説的展開は、「ハリー・ポッター」シリーズに既視感も強いながらもその世界観をしっかりと表現できているように感じますし、セットや衣装のクオリティにCG映像がバッチリハマっていて見応え十分です。
「アダム&アダム」(2022)で主演のライアン・レイノルズの幼少期を演じたウォーカー・スコーベルがパーシー・ジャクソンを好演していますが、年々端正な顔立ちが際立ってきていて、見た目をはじめその表現力などに成長を感じさせられます。 もはや親目線w
リック・リオーダンによる5部作の同名小説を原作とし、第1部『盗まれた雷撃』を基によく表現できているなぁと抜群の脚本にも感心しつつ、今後展開されるであろう続編作品にも期待したい作品です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 93% Audience 81%
metacritic METASCORE 73 USER SCORE 7.3
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