クロックワークスから2020年7月17日に劇場公開された「悪人伝」の感想記事です。
韓国での観客動員数が300万人を超える大ヒットで、シルヴェスター・スタローンによるハリウッド・リメイクも決定している作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
暴力団の組長ドンスは何者かに襲撃されるが、一命を取り留める。
敵対する組織の人間による犯行ではないと考えたドンスは手下の人間を動員し、犯人を探させる。
一方、この襲撃が付近で多発する連続無差別殺人犯によるものだと考えた刑事テソクは、ドンス側の情報が必要だと考え、2人は反目しながらも手を取り合うことを決める…
作品情報
原題:악인전
製作国:韓国(2019年)
配給:クロックワークス
監督:イ・ウォンテ
本編:110分
出演:マ・ドンソク、キム・ムヨル、キム・ソンギュほか
レビュー
暴力刑事とヤクザと連続殺人鬼の三つ巴を描いた作品。
「犯罪都市」(2017)でも感じたが、韓国映画の良さはそのプロットの良さにありますね〜
暴力刑事とヤクザの組長のいつ裏切るかわからない協力するという変則バディが実にスリリングで一気に引き込んでくれるし、種類は違えど同系色という三者の対比が面白い。
何よりもマ・ドンソク。 スタートから”らしさ”全開に強面とその体躯、そしてインテリジェンスさ際立つ表現力で表現力で好演しています。
そしてキム・ソンギュ。 目力ある演技力でどう見ても連続殺人鬼にしか見えん…
実際の事件に基づいて作られたとされるストーリーだけにリアリティも感じなくはないし、テンポ良く突き進むストーリー展開にバイオレンス要素もたっぷり、ラストも抜群で、韓国映画の底力を感じる良作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.9 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 97% Audience 94%
metacritic METASCORE 65 USER SCORE 7.9
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