放課後アングラーライフ

マーメイドフィルムから2023年4月29日に劇場公開された「放課後アングラーライフ」の感想記事です。

第26回スニーカー大賞優秀賞に選ばれた小説井上かえるの小説「女子高生の放課後アングラーライフ」を原作とした作品です。

オススメ度3.0



あらすじ&予告編

同級⽣からイジメの標的にされ、関⻄の⾼校に転校した追川めざし。

登校初⽇、同じクラスの⽩⽊須椎羅に「これは運命やでっ!めざしちゃん!」と迫られ、そのまま彼⼥が会⻑を務める海釣り同好会「アングラ⼥⼦会」に⼊会することに…




作品情報

製作国:日本(2023年)

配給:マーメイドフィルム

監督・脚本:城定秀夫

本編:83分

出演:十味、まるぴ、森ふた葉、平井珠生、宇野祥平、西村知美、中山 忍ほか



レビュー

胸糞悪い冒頭から色感・空気感の優しい世界へ。

ストーリーはわかりやすく、いじめで傷ついた心を釣り仲間との交流から癒していく。

女子高から女子高への転校の意味は果たしてわからなかったが、何かにチャレンジしていく様が女子高生のイメージとはややかけ離れた”釣り”で表現されるとともに、これほどまで良いとは思わなかった。

魚、そして自然との向き合いに見えるが、自分との向き合いにしっかり受け取れるし、色々なことを考えているようでその実何も考えていないというところが絶妙。

キャラクターがそれぞれ立っているし、演技も及第点。

釣ったばかりにしてはあまりに活きの悪い魚や、妙に色白な釣り人はこの際黙認しますw



評価

脚本3.0

配役3.0

演出3.0

音楽3.0

映像3.0


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