リメンバー・ミー

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズから2018年3月16日に劇場公開された「リメンバー・ミー」の感想記事です。

ピクサーの長編映画としては『カーズ/クロスロード』(2017)に次ぎ『トイ・ストーリー』(1995)から数えて19作目となる作品です。

第75回 ゴールデングローブ賞で最優秀長編アニメーション映画賞受賞、第90回アカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞しています。

オススメ度5.0



あらすじ&予告編

天才的なギターの才能を持つ少年ミゲルはミュージシャンを夢見ているが、過去の悲しい出来事が原因で、彼の一族には音楽禁止の掟が定められていた。

ある日ミゲルは、憧れの伝説的ミュージシャン、デラクルスの霊廟に飾られていたギターを手にしたことをきっかけに、まるでテーマパークのように楽しく美しい「死者の国」へと迷いこんでしまう。

ミゲルはそこで出会った陽気で孤独なガイコツのヘクターに協力してもらい、元の世界へ戻る方法を探るが…




作品情報

原題:Coco

製作国:アメリカ(2017年)

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

監督:リー・アンクリッチ

本編:105分

出演:ガエル・ガルシア・ベルナル (藤木直人)、ハイメ・カミーユ (横山だいすけ)、レニー・ヴィクター (磯辺万沙子)、アンソニー・ゴンザレス (石橋陽彩)、アルフォンソ・アラウ (多田野曜平)、ナタリア・コルドバ=バックリー (渡辺直美)、ベンジャミン・ブラット (橋本さとし)、アナ・オフェリア・ムルギア (大方斐紗子)、アラナ・ユーバック (松雪泰子)、ハーバート・シグエンサ (佐々木睦)、ガブリエル・イグレシアス (チョー)、ロンバルド・ボイアー (坂口候一)ほか



レビュー

時を越えて家族をつなぐ奇跡の歌。

何度でも観たくなる素晴らしい作品。

日本におけるお盆の風習にあたるメキシコの祝日”死者の日”を題材に、音楽を禁じられたギター少年ミゲルの冒険や家族との強い絆を、数々の謎と音楽を散りばめながら描いたストーリーは安定感抜群。

音楽と家族の結びつきをはじめとするメキシコ風土を感じながら、楽しくて切なくて、心揺さぶられる演出の数々。 素晴らしいでは足りないな。

子供は楽しいだろう、そして親世代には刺さるであろう。

非の打ち所がないと思える傑作です。



評価

脚本5.0

配役5.0

演出5.0

音楽5.0

映像5.0



IMDb 8.4 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 97% Audience 94%

metacritic METASCORE 81 USER SCORE 8.4

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