Netflixから2024年9月29日に独占配信された「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」の感想記事です。
サンライズ・SAFEHOUSE共同制作で贈る一年戦争のヨーロッパ戦線。
オススメ度
あらすじ&予告編
地球から最も遠い位置にあるスペースコロニー群「サイド3」がジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争をしかけてから11か月が経過した地球のヨーロッパ戦線。
ジオン欧州方面軍の第七混成機動旅団は、東欧のクルジュ=ナポカ基地を連邦軍から奪還する任務のために増援部隊を派遣する。
ルウム戦役で戦果を挙げたイリヤ・ソラリ率いるレッド・ウルフ隊の活躍によって基地は奪還されるが、その晩に基地は連邦陸軍の最新鋭MSガンダムEXの奇襲を受けて壊滅状態となる。
ソラリたち生存者はガンダムを擁する連邦陸軍の追撃を受けながら、生き残るために死闘を繰り広げる…
作品情報
原題:Gundam: Requiem for Vengeance
製作国:アメリカ(2024年)
配給:Netflix
監督:エラスマス・ブロスダウ
脚本・共同制作総指揮:ギャビン・ハイナイ
本編:全6話
出演:シリア・マッシンガム(森なな子)、ラバンス(石毛翔弥)、ジェイムズ・ワット(真木駿一)、ダニエル・ウィッシーズ(綿貫竜之介)、アンドリュー・ウォルナー(原良丞)、マックスウェル・パワーズ(大塚剛央)、ジェシカ・スパイス(河瀬茉希)、モリス・シェルトン(中博史)、チャック・ジョンソン(上田燿司)、クリス・パーハム(大塚芳忠)、デリック・ドーバー(上恭ノ介)、マクスウェル・パワーズ(濱野大輝)、コール・ヤドン(浦和希)ほか
レビュー
アメリカのゲームエンジン「Unreal Engine 5」を使用したCGアニメーションの本作は、脚本および共同での製作総指揮に『トランスフォーマー サイバーバース』やビデオゲーム『Marvel’s Spider-Man』などを務めたギャビン・ハイナイトを据え、スタッフは多国籍にわたる模様。
ハイナイト曰く『機動戦士ガンダム サンダーボルト』と『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に影響を受けたようだが、ディテールも中身も『機動戦士ガンダム MS IGLOO』依りかと思われる。
『機動武闘伝Gガンダム』『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』『機動戦士ガンダムSEED』シリーズなどに携わった山根公利が繰り出したメカニカルデザインは、まさに他の追随を寄せ付けないほどにカッコ良い。
メカニカルデザインだけでなく、モーションキャプチャーらしさを感じさせないCGをはじめ映像クオリティが凄まじいのは間違いないし、緊迫感溢れる音響演出も素晴らしい。
そして何よりもストーリーが重厚。 ガンダム好きは多国籍でも共通認識が変わらない。 しっかりと描いてほしいものが描いてあると思います。
全6話と短いながらも、何一ついらないところはなく描き残しも少ない。 テンポ良く一気見必至。
それにしてもジオンサイドから見たガンダムがここまで恐ろしいか…
宇宙世紀ファン目線の過大評価もあるが、最高のひと作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.6 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer ーー% Audience 45%