ギャガから2021年3月26日に劇場公開された「JUNK HEAD」の感想記事です。
1人で、そして独学で7年かけて完成させたSFストップモーションアニメ作品。
オススメ度
あらすじ&予告編
人類は遺伝子操作により長寿を得たが、代償として生殖能力を失った。 さらに環境汚染、ウィルス感染により、世界は滅亡への道を歩んでいた。
新たな命を生み出すカギは、地下で独自に進化した人工生命体マリガンに隠されていた。今、未来を救うために“主人公”が迷宮へと潜入する…
作品情報
製作国:日本(2017年)
配給:ギャガ
監督・脚本:堀貴秀
本編:99分
レビュー
1人で7年かけて製作したと聞くだけで頭が下がる。
この作品の最大の特徴は”ストップモーションアニメ”であること。
人形や小物を撮影し、少し動かしてまた撮影、また少し動かして撮影… そんな気の遠くなる作業を実に総コマ数14万、しかもフィギュアは全て手作りだというのだからとんでもない。
ストップモーションでディストピアを描くのも斬新で、独特ながらも精巧なセットを含め、ディテールが凄まじい。
それでいてストーリーが面白いのだからどうしたもんか。 これは凄い作品を観てしまった…と思う人も多いだろう。
当初より三部作として製作しており、次作『JUNK WORLD』は2025年の公開を予定しているとの情報もあるので、楽しみの一つとしておきたい。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 100% Audience 73%