松竹ODS事業室より2021年6月11日に劇場公開された「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の感想記事です。
富野由悠季の小説が時を経てついに映像化されました!!
オススメ度
あらすじ&予告編
ハサウェイは特権階級専用往還シャトル「ハウンゼン」で地球に降下する途中、このシャトルには似つかわしくない少女ギギ・アンダルシアと出会うが、大気圏へ突入し始めたとき、突如マフティーを名乗る集団にハイジャックされる…
作品情報
製作国:日本(2021年)
配給:松竹ODS事業室
監督:村瀬修功
本編:95分
出演:小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一、斉藤壮馬、古谷徹ほか
レビュー
ファン待望
10代の頃に小説を読んで以来の作品。
富野ファンには待ちに待った映像化だったのではないでしょうか。当時は何をどう思って富野さんがこれを書いたのか凄く気になったのを思い出しました。
劇場版『逆襲のシャア』の設定も汲んで制作されている点で小説とは若干設定が異なるということですが、結末を知っている身としてはこれから先を観るに当たって気が重い…。
設定
1988年に公開された劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、初恋の少女クェス・パラヤや戦場で死んでいく人々、さらにはアムロとシャアの生き様を目の当たりにした宇宙世紀0093年の「第二次ネオ・ジオン抗争」から12年後、宇宙世紀0105年が舞台となっています。
特徴的であるのはやはりテロリストを軸に描いた作品であることでしょう。
ゆっくりと人物像や時代背景を説明しながら、原作の描写を簡潔かつ重々しさを残した構成となっています。 少し逆シャアの描写もありますが、この作品から見始めても話がわかるように作られてると思います。
GRAPHIC
近年のグラフィック技術は凄いですね。
コクピット越しの視界が物凄く綺麗です。
機内ドリンクやトイレの手洗いなどディテールのこだわりがもうワクワクしますよね〜。
モビルスーツの重厚感もハンパないです。
テンション上がって思わずプラモデルも作製してしまいましたw
Alexandros『閃光』のリフがかっこよすぎでエンドロールまで余すところなく楽しめましたが、惜しむらくはまさに閃光のように一瞬の戦闘シーンw
まぁ、今後それぞれのキャラがどう描写されていくのか楽しみにして次回作を待ちましょう。
脚本
配役
演出
音楽
映像