Netflixから2021年9月10日に配信された「ケイト」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
殺し屋のケイトは組織を抜ける予定だったが、毒を盛られ1日の命となる。
残りの命を復讐に賭ける…
作品情報
原題:Kate
製作国:アメリカ(2021年)
配給:Netflix
監督:セドリック・ニコラス=トロイアン
本編:106分
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ウディ・ハレルソン、ミク・マーティノー、ミキール・ハースマン、浅野忠信、國村隼、MIYAVI、田邊和也ほか
レビュー
絶妙な違和感
日本好きの外国人が作ったらこうなる、みたいな要素が幾重に積み重ねられた描写の数々。
冒頭のバニラカー、見慣れた東京の街並み、ビルに投影された東京喰種、ピンクの痛車。
ヤクザの集会所では歌舞伎(?)が見られ、舞妓さんが酒を注ぐ。
ライヴハウスではメイド服のバンドが演奏。
外国人にとっての日本のイメージそのままの作りで日本人には若干の違和感を覚えるような気がします。
小路はアメリカというか東南アジアをイメージするような作りで異国感がありますが、要所に金を掛けた本気の設定を混ぜる絶妙さ。
BAND-MAIDをはじめとした、世界的な日本アーティストの楽曲が至るところで使用されており、異国感満載ながら他国には感じられない、奇妙だけど受け入れてしまう世界観となっています。
アクション
本作のプロデューサーであるデヴィッド・リーチが設立した、ハリウッドアクション映画でお馴染みのスタントチーム『87Eleven』
近年では2018年の「デッドプール2」のイメージが強いですが、中盤のヤクザ相手の大立ち回りから最後の戦闘シーンまでバイオレンスかつ手加減なしのド派手アクションが繰り広げられています。
脚本
序盤から先の展開の読める作りながら、ハードなアクションと日本のカルチャーを盛り込むことでテンポ良く進み、非常見やすい作品になっています。
ただ、最後の招き猫と桜の描写だけはわからん…
個人的に期待度が低かったので、思ったよりも楽しめたため評価も甘くなっている気がしますw
脚本
配役
演出
音楽
映像