アイ・アム・グルート

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引用元:Disney+

Disney+から2022年8月10日に独占配信された「アイ・アム・グルート」の感想記事です。

MCU初の短編作品です。

オススメ度3.8

あらすじ&予告編

落ちこぼれヒーローチーム〈ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー〉のメンバーで、MCUイチの愛されキャラクター:グルートの小さな冒険をキュートに描く物語。

作品情報

製作国:アメリカ(2022年)

配給:Disney+

監督:

本編:全5話

出演:ヴィン・ディーゼルほか

レビュー

キュートさ1000%

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 では、惑星ザンダーでの戦いで先代のグルートが自らを犠牲にして仲間を守りました。

その先代が残した小枝から生まれたのが、今回の『アイ・アム・グルート』の主人公である通称“ベビー・グルート”です。

MCUの時系列的には『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 の前で、まだ初代アベンジャーズの仲間割れが始まる前の時期に当たります。

身長25センチの小さな木で、MCUイチの愛されキャラクターである“ベビー・グルート”の成長ストーリーとなっているのが本作です。

 

 「グルート、初めての1歩」

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 でネビュラが食べたがっていたヤロの根との格闘で腕を枝として伸ばすスキルを活用していきます。

さらに鉢が割れ、自らの足で立ち上がる「自立」とも思える描写に少し親心を覚えそうになりますw

 

「リトルガイ」

小枝遊びを始めると、創造力が開花し5分で見事な建築物を作り上げます。

しかし、謎の鳥らしき生物に破壊され、37分いじけますw

その後岩の下で暮らす小さな生き物を発見します。

エンドクレジットによると“Grunds (グランズ)”と呼ぶのでしょうか。

幼少期の無邪気な残酷さでこのグランズにいたずらをするグルートと、思ったよりも高水準の文明基盤を持つグランズたちも反撃し戦争状態にw

幼少期に蜂の巣に攻撃して蜂に刺されるような(経験したことありませんが笑)、ほろ苦くも温かい経験を描写しています。

 

「グルート、捜査する」

エクレクター号の中で、グルートは怪しい物音の正体を追っていきます。

スマートウォッチをヘッドライトのように頭につけ走り出す姿がめちゃくちゃキュートw

試験管から脱出したであろう透明な生き物はグルートそっくりに姿を変え、唐突にダンスバトルへ。

途中からダンスの指導となり、嫌になったグルートは透明な生き物を宇宙に排出します。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』でも観られた敵への対処法はここで編み出されたものでったんですね〜

 

「グルート、お風呂に入る」

自然豊かな惑星で天然温泉を見つけ入浴を楽しんでいたグルートは、気がつくと葉だらけの姿に!

徐々にトリミングして楽しみ始め、ヒゲの形や洋服のようにするなどオシャレを楽しむことに目覚めた回となりました。

 

「大傑作」

船内でさまざまな材料を集め絵を作成する心温まる回。

芸術は爆発だと暁の彼が言わんばかりの製作過程で、船内の床が吹き飛んでいますw

まさしくグルートが芸術に目覚めたところであるとともに、人が喜ぶことをすれば他は許されることを覚えたところでもあると思います。

に、してもこの絵が素晴らしい。 先代のグルートがみんなを守った時のシチュエーションに似ていてグッと来ると共に、ロケットの額に入れて飾りたい気持ちもわかりますね〜

 

MCU時系列になおすと…

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014) → 「グルート、初めての1歩」 → 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017) → 「リトルガイ」、「グルート、捜査する」、「グルート、お風呂に入る」、「大傑作」 → 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) となるのでしょうか。

時系列が完璧な自信はありませんが、時系列を除外視しても十分楽しめる作品です。

また、エンドロールを除けば各話3分半程しかないので、癒されたい時に観るでも良いですよね〜

 

 

脚本4.0

配役3.0

演出4.0

音楽3.5

映像4.5

 

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