Disney+から2021年3月19日に独占配信された「ファルコン & ウィンター・ソルジャー」の感想記事です。
マーベル・スタジオが制作するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の2作目のテレビ・シリーズで、同フランチャイズの映画と連続性を共有し、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)の後を舞台にした作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
『アベンジャーズ/エンドゲーム』から半年後、スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカから盾を受け継いだサム・ウィルソンとバッキー・バーンズはタッグを組んで世界中を飛び回り、彼らの能力や忍耐力が試される事となる。
作品情報
原題:The Falcon and the Winter Soldier
製作国:アメリカ(2021年)
配給:Disney+
監督:カリ・スコグランド
本編:全6話
出演:アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、ダニエル・ブリュール、エミリー・ヴァンキャンプ、エリン・ケリーマン、ジョルジュ・サンピエール、フローレンス・カサンバ、ジュリア・ルイス=ドレイファスほか
レビュー
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)で二人は、初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースに世界を託され、サムはキャプテン・アメリカの象徴である盾を本人から譲り受けることで、次代のキャプテン・アメリカに指名されました。
第1話からキャプテン・アメリカを名乗る自信が持てないサムの様子が描かれ、盾をスミソニアン航空宇宙博物館に寄贈し、いままで通りファルコンとして正義のために戦う道を選びます。
そんな中アメリカ国防総省は、新しいキャプテン・アメリカとして陸軍の英雄ジョン・ウォーカーを選出し盾を渡してしまう。 だがウォーカーは、ロジャースに比べると力も人格も何もかも足りない人物でした。
本シリーズでの敵対関係は、サノスが行った大量殺戮の危険思想を支持する超人血清によって強化された傭兵集団フラッグ・スマッシャーズ。
フラッグ・スマッシャーズのたくらみを阻止するサムとバッキーコンビは反目しながらも協力していくが、二人に対抗意識を燃やす新キャプテン・アメリカことジョン・ウォーカーも乱入していきます。
仲間が犠牲になったことで激昂し、我を忘れてしまったジョンは、フラッグ・スマッシャーズの仲間を衆人環視のなかで殺害してしまい、キャプテン・アメリカの栄光の盾は血で汚れてしまう。
また、過去にアメリカ軍がスーパーソルジャーを養成するために人体実験を施したイザイア・ブラッドリーの話が出てきて、彼がキャプテン・アメリカのように尊敬される存在となれなかったのは、アフリカ系のルーツが由来していると明かされます。
サムにとっての正義の形とアメリカに根付く黒人問題に関するテーマを掲げた重厚感のあるストーリーになっています。
もはやスピンオフのドラマシリーズでは勿体無い内容になっていますね〜
キャプテン・アメリカの続編の噂もありますが、今回のストーリーを踏まえて作られるのであれば非常に重厚感が増した作品になることは間違い無いでしょう。
ただ、ドラマシリーズも網羅することになるとMCUファンの負担も多いかとは思いますが、スケールが大きくなればなるほど面白いのも事実。 賛同しますw
今後も楽しみですね〜
脚本
配役
演出
音楽
映像
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