Disney+から2021年6月18日に独占配信された「あの夏のルカ」の感想記事です。
ピクサーの長編映画としては、2020年公開の『ソウルフル・ワールド』に次ぎ、1995年公開の『トイ・ストーリー』から数えて24作目となる作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
北イタリアの港町ポルトロッソの住民たちは海に住むシー・モンスターを恐れており、一方のシー・モンスターたちも人間を恐れていた。
そして、2つの世界は海面で隔てられ、決して交わることはなかった。
シー・モンスターの少年ルカは、海底に沈んでいる人間のものに興味を持ち、シー・モンスターの掟を破り彼と共に陸に足を踏み入れる…
作品情報
原題:Luca
製作国:アメリカ(2021年)
配給:Disney+
監督:エンリコ・カサローザ
本編:96分
出演:ジェイコブ・トレンブレイ、ジャック・ディラン・グレイザー、エマ・バーマン、マルコ・バリチェッリ、サヴェリオ・ライモンド、マーヤ・ルドルフ、ジム・ガフィガンほか
レビュー
陸に上がれば人間になれるシーモンスターの少年の陸の世界への憧れを描いた作品。
リトルマーメイドと似て非なるのは恋愛要素がゼロであることと、男の子2人のバディ・ムービーであり友情のストーリーだからでしょう。
ジブリファンを公言しているエリンコ監督の前情報があるため「紅の豚」を彷彿とさせられる北イタリアの港町ポルトロッソ。 どこかポルコ・ロッソに似たニュアンスもw
広い世界を知るための道具として登場するのは、イタリアを代表するスクーターとして有名なヴェスパwww
美しい風景が広がる陸の世界には、その映像美と対比するかのように差別や偏見が存在し、それを乗り越え、信頼関係を作っていく…ディズニー作品を見ているというよりかは、細田守監督の作品を見ているような感じの印象を受けますが、何も考えずに楽しめる作品ですし子供の教育にもいくらか良いのかもしれませんね。
脚本
配役
演出
音楽
映像
コメント