ウォルト・ディズニー・ジャパンから2021年8月13日に劇場公開された「フリー・ガイ」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
平凡で退屈な毎日を繰り返す、銀行窓口係員ガイ。
ある日、自分がゲームの“モブキャラ”だという、 衝撃の真実に気付いてしまう…
作品情報
原題:Free Guy
製作国:アメリカ(2021年)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ショーン・レヴィ
本編:115分
出演:ライアン・レイノルズ、ジョディ・カマー、リル・レル・ハウリー、ウトカルシュ・アンブドゥカル、ジョー・キーリー、タイカ・ワイティティほか
レビュー
ショーン・レヴィはその代表作でもある「ナイト ミュージアム」もそうでしたが、本来独自に動かないものを動かすのが好きですね〜
ゲームの中でひたすらルーティーンだけを繰り返す「モブキャラ」が意思を持ち始め、勝手に動きだす…その斬新な設定がSFとしては心惹かれる要素となっています。
本作でライアン・レイノルズ演じる銀行員はどこか『イエスマン』(2009)のジム・キャリーを彷彿とさせます。 ただ役柄が銀行マンだからでしょうかねw
ルーティンワークに終始する背景で大勢の中の1人という設定が、現実社会を生きる私たちと重なることでリアリティを高めるとともに、本来背景である脇役が主役に成り上がるという逆転現象がこの作品の根幹です。
また、ゲームが舞台ならではのオマージュも豊富で、『ロックマン』のロックバスターや『スター・ウォーズ』のライトセーバー、『フォートナイト』のツルハシ、『ハーフライフ2』のグラビティ・ガン、『Portal』のポータルガン、キャプテン・アメリカの盾、ハルクの右手など数々がアイテムとして登場しているのも魅力の一つです。
20世紀FOXがディズニーに買収された分の良い結果が出ていて嬉しい限りでね〜
スピルバーグ映画の『レディ・プレイヤー1』(2019)でも数々のオマージュがリスペクトにより実現しましたが、今後も続編を含めそういった作品も増えていきそうなものです。
コメディ要素を多分に含み、スピード感のあるストーリー展開で楽しめるエンタメ作品となっているので、何も考えずに観られる映画としては最高です。
続編にも期待したいですね〜
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.1 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 80% Audience 94%
metacritic METASCORE 62 USER SCORE 7.0
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