アマゾン・スタジオズから2020年12月11日に独占配信された「アイム・ユア・ウーマン」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
1970年代。 ジーンは専業主婦として何不自由ない暮らしを送っていた。
ジーンは夫のエディが窃盗で金を稼いでいると知っていたが、今の暮らしを失いたくないが故に目をつぶっていた。
そんなある日、エディは仲間を裏切ったために犯罪組織から命を狙われることになり、ジーンはエディの知人”カル”の協力の下、赤ん坊を連れて逃亡生活に入る…
作品情報
原題:I’m Your Woman
製作国:アメリカ(2020年)
配給:アマゾン・スタジオズ
監督:ジュリア・ハート
本編:120分
出演:レイチェル・ブロズナハン、アリンゼ・ケニ、マーシャ・ステファニー・ブレイク、ビル・ヘックほか
レビュー
赤ん坊と共に逃避行を繰り広げるクライム作品。
ジーン演じるレイチェル・ブロズナハンの演技が本作の大きな見所で、箸より重たいものを持ったことがない的な何も出来ない女性がいきなり母親になり、赤ん坊と逃げる羽目になり、さらには殺されそうになるという、派手なシーンはないながらも段々と状況に追い詰められ覚悟を決めていく姿は見応え十分であるように感じます。
シンプルに育児だけでも大変なのに、心身ともに満身創痍となる感じには目も当てられません。
しかしながら、観れば観るほどに謎は深まるばかりで、観た人に委ねると言われればそれはそうなのかもしれませんが、単調気味なストーリーと散りばめられた謎にモヤッとした感じが尾を引くのは否めません。
時代背景も相まって、緊張感のある観たことのない角度の設定なため新鮮味はありますし、要所で使われている音楽が非常に良い作品です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.2 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 81% Audience 50%
metacritic METASCORE 63 USER SCORE 6.1
コメント