クロックワークスから2021年6月4日に劇場公開された「シドニアの騎士 あいつむぐほし」の感想記事です。
弐瓶勉の人気SFコミックを最先端のセルルックCGでアニメ化し、2014年にテレビシリーズ第1期、15年に第2期が放送された「シドニアの騎士」の完全新作劇場版作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
巨大な宇宙船「シドニア」で旅を続ける人類の前に100年ぶりに出現した、未知の生命体「ガウナ」。
人とガウナから生み出された白羽衣つむぎや人型戦闘兵器「衛人(モリト)」 のエースパイロットである谷風長道の活躍により、ガウナは一旦撃退され、人類はなんとか勝利を収めることができた。
それから10年。 シドニアの人々は、つかの間の平和を楽しんでいた。
しかし、 シドニアの艦長・小林は、ガウナがいる限りこの平穏は長く続かないと考えていた。
そして、人類の存亡をかけた最終決戦を決断する…
作品情報
製作国:日本(2021年)
配給:クロックワークス
監督:瀬下寛之
本編:110分
出演:逢坂良太、洲崎綾、豊崎愛生、金元寿子、櫻井孝宏、佐倉綾音、喜多村英梨、大原さやか、坪井智浩、子安武人、新井里美、田中敦子ほか
レビュー
2014、15年に放送されたポリゴン・ピクチュアズ(PPI)制作のテレビシリーズに続く、新作劇場版
作品。
謎の敵「ガウナ」と人類との激闘を描いたテレビシリーズから10年後を舞台に、原作者の弐瓶が総監修を務めたストーリーが展開は、原作コミックとは異なる新たな内容が多数盛り込まれるながらも素晴らしい着地点で無事完結というのが個人的な第一声です。
独創的かつハードな世界観、そして3DCGならでは映像表現は劇場版でさらにスケールアップ。
アニメ版では省略された部分を補完していて、より原作に近づける努力が感じさせられます。
両音質かつクオリティ高い音響に主題歌と、抜群のクオリティを感じさせられるなど、近年稀に見る秀作であるように感じました。
この感動を共有したい! そう思わせてくれる作品です。
原作、もしくはアニメシリーズを観てから鑑賞するのがベスト。 多くの人にこの作品を知って欲しいw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience –%
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