Netflixから2023年8月11日に独占配信された「ハート・オブ・ストーン」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
高い身体能力と天才的な頭脳を持ち合わせるレイチェル・ストーンは、イギリスの諜報機関MI6と世界平和のために活動する秘密組織チャーターという2つの組織を掛け持ちする超一流のエージェント。
ある時、彼女の仲間が謎の武装組織に殺されてしまう。
組織の目的は、世界中のシステムを操作できる「ハート」と呼ばれるシステムを手に入れること。 スマートフォンから航空機まで、あらゆる機械にアクセスできる「ハート」が悪用されれば、世界は多大な危機に陥る。
レイチェルは組織の足取りを追うが、その中で予想を超える事態と黒幕の存在を知る…
作品情報
原題:Heart of Stone
製作国:アメリカ(2023年)
配給:Netflix
監督:トム・ハーパー
本編:125分
出演:ガル・ガドット、ジェイミー・ドーナン、アーリヤー・バット、ソフィー・オコネドー、マティアス・シュヴァイクホファー、ポール・レディ、ジン・ルージ、B・D・ウォンほか
レビュー
007的設定でミッション:インポッシブルを作ったという感じのスパイアクションムービー。
イタリアやイギリス、ポルトガル、モロッコ、そして最終地点のアイスランドまでを転々とするなど、豊富な資金で007ばりに世界を股にかけながら、ミッション:インポッシブルばりにストーリー展開よりもアクションに比重を置いた作品。
MI6と世界平和を維持する秘密組織”チャーター”を掛け持った2重スパイであるストーン演じるガル・ガドットは、持ち前の美貌を踏んだんに発揮していて、ワンダーウーマン的なアクションももはやお手のものと言わんばかりの圧倒的アクションセンスで引き込んでくれます。
その他にも天才ハッカーや人工知能など、近年のスパイモノではかなり馴染みがありつつも、アクション好きには堪らない要素が盛りだくさんw
しかし、残念ながらそれを大いに活かせるほどのストーリー性は薄く、アクションに振り切ったがゆえに損なわれた背景が、若干作品の緊迫感を削いだ感じは否めない。
設定、アクションは抜群なだけに、どうにも勿体無いと思わざるは得ないが、今後の展開として膨らませようはいくらでもある気もするので、上手く脚本に力を入れながら挑んで欲しいものですね〜
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 5.7 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 32% Audience 61%
metacritic METASCORE 45 USER SCORE 4.2
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