東映、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントから2023年9月29日に劇場公開される「BAD LANDS バッド・ランズ」の感想記事です。
直木賞作家である黒川博行の小説「勁草」の実写映像化作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
大阪で特殊詐欺に手を染める橋岡煉梨(ネリ)と弟の矢代穣(ジョー)。
ある夜、思いがけず3億円もの大金を手にしたことから、2人はさまざまな巨悪から狙われることとなる…
作品情報
製作国:日本(2023年)
配給:東映、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
監督・脚本:原田眞人
本編:143分
出演:安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、吉原光夫、宇崎竜童、天童よしみ、サリngROCKほか
レビュー
2023年8月24日 丸の内TOEIにて行われた完成披露試写会で鑑賞させていただきました。
面倒見の良いネリとアホなジョーの姉弟が、闇社会を舞台に繰り広げる一週間を描くクライムサスペンス作品。
流暢すぎて聞き取れないレベルであろう大阪弁や劇伴をはじめとする世界観が、これぞ原田眞人と感じさせる作り込みで、冒頭からしっかり引き込んでくれます。
そして序盤から織り込まれた全ての要素が綺麗にハマりながらラストにしっかり繋げられていく様は見事。
キャスティングも抜群で、安藤サクラの渾身の演技はクライムサスペンスに場を移してもその才能を遺憾なく発揮しているし、可愛い弟キャラを本作でブチ破って役者としてのレベルを上げた山田涼介の演技力も光っていました。
何よりも関西にバックボーンに持たずにこれだけの演技をする2人あっての作品と思えます。
格好良さ抜群に作品を盛り立てる宇崎竜童をはじめとする、脇を固める豪華俳優陣も素晴らしい。
映画初出演のサリngROCKも目力ある演技で、これからもどんどん観たい女優だと思いました。
過去作との嬉しいパロディや、カメオ出演もあるなど随所にスパイスも効いてますし、緊迫感もありテンポ良く訪れるラストは感極まるものもあります。
振り込め詐欺や賭場など世の中のダークな部分を描きながらも、ニュースで見聞きする分リアリティは確かにあって、人情と言うような心情的に共感する描写も多く見受けられる絶妙な距離感が良いですね〜
邦画としては今のところ、今年No.1だと思える良作です。 オススメします。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
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