Derrick Rose

NBA
引用元:NBA.com

NBAシーズンMVPの史上最年少受賞者のドラフト1位ポイントガード”デリック・ローズ”がついに引退…

スピードとキレ、そして跳躍力に至るまで、躍動感を詰め込んだようなプレイスタイルで人気を博し、怪我をしてからも不屈でプレイスタイルを変えながらも奮闘する涙なしには語れない…

切ねぇ〜

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NCAAファンには馴染みのある大激戦、ローズとクリス・ダクラス=ロバーツ率いるメンフィス大とケビン・ラブ率いるUCLAとのファイナル4!! ローズの25得点でUCLAを破り、1973年以来となる決勝に進出したあの試合は印象深すぎですよね〜

決勝ではブランドン・ラッシュ擁するカンザス大学と対決し、オーバータイムで力尽きるもNCAA史上でも有数の歴史に残る名試合となりましたw

そしてアレン・アイバーソン(1996)以来となるポイントガードのドラフト1位で2008年にブルズに入団。

BULLS

1年目からチームのエースとして活躍。 シーズン中のジョン・サーモンズ、ブラッド・ミラー獲得も手伝い、前年大不振に陥ったブルズを建て直し勝率5割に復帰させプレーオフにも導き、16.8得点6.3アシストの成績を残して新人王を受賞!!

プレーオフでは1回戦で前年優勝のセルティックスと対決するが、第1戦でローズの36得点11アシストの活躍で快勝!!(新人のプレーオフデビュー戦としては、36得点はカリーム・アブドゥル=ジャバーの記録と並ぶNBA記録タイ)

トリプルオーバータイムまでもつれた第6戦終盤にはローズがロンドのシュートをブロックし、ブルズに勝利をもたらしました!! ブルズは第7戦で敗れたものの、プレーオフ史上最高の1回戦と呼ぶに相応しい歴史的な好シリーズとなったのは言うまでもないでしょう。

その後は世界選手権での金メダルを獲得、チームを率いてのプレイオフ進出を果たし、

2010-11シーズンには、ポイントガードとしては史上初となる1シーズン通算2000得点600アシスト300リバウンド超えを記録(オスカー・ロバートソン、ジョン・ハブリチェック、マイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームズに続き史上5人目)。

これらの活躍によりローズは2010-2011シーズンMVPを史上最年少となる22歳6ヶ月で受賞!!(ウェス・アンセルド(1968-69)以来実に42年振りとなる記録を更新)

しかし、2011-12シーズンに左膝前十字靭帯断裂で退くと、2013-14シーズンに復帰も右膝半月板断裂で再び欠場に。

世界選手権で金メダルを獲得し、復帰して2014-15シーズンに臨むも右足首捻挫、ハムストリングス、サイドの右膝半月板部分断裂と怪我に悩まされ、2012年以来の出場となったプレーオフでは、セミファイナルのキャブス戦の第3戦でブザービーターで勝利を手繰り寄せたもののレブロン・ジェームズの圧巻のパフォーマンスの前になすすべなく2勝4敗で力尽きる。

Knicks

オフにニューヨーク・ニックスとの間で大型トレードが成立し、8シーズンを過ごした地元シカゴ・ブルズを後にし臨んだ2016-2017シーズン、カーメロ・アンソニー、クリスタプス・ポルジンギスとBIG3を形成!! 期待が大きかったものの、4月に左膝半月板を断裂する重傷を負いシーズン終了。

Cavs

2017-2018シーズンにはカイリー・アービングが抜けたキャブスとベテランミニマムで契約するも奮わず。

レブロン・ジェームズをはじめ、ドウェイン・ウェイドなどと素晴らしいシーズンになるかと思わせられましたが…

Wolves

2018-2019シーズンはウルブズでスタートし、ユタ・ジャズ戦でキャリアハイとなる50得点を記録!! 感動と復活に涙しました。

Pistons

2019-2020シーズンはピストンズでスタートから存在感を発揮!

しかし終盤は怪我に悩まされ、2020-2021シーズンはキリアン・ヘイズにスターターを譲りシックスマンに。

Knicks Return

トレードで舞い戻り、3度目のトム・シボドーHCの下でプレー。

ローズの活躍もあってプレーオフに進み、2022-23シーズンにFAに。

Grizzlies

大学時代を過ごしたメンフィスに本拠地を置くグリズリーズへ。

2024年9月26日に引退を発表。

BEST PLAYS

怪我に悩まされたデリック・ローズのNBAライフではありましたが、数々の名場面をはじめ、心に残るNBA選手であるのは間違いなくて、引退が寂しすぎる…
どこかで優勝して欲しかった…
お疲れ様でした!! ありがとう!! 愛してる!!