クロックワークスから2023年2月3日に劇場公開された「FALL/フォール」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
山でのフリークライミング中に夫を落下事故で亡くしたベッキーは、1年が経った現在も悲しみから立ち直れずにいた。
親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと新たなクライミング計画を立て、現在は使用されていない超高層テレビ塔に登ることに。2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、地上600メートルの頂上へ到達することに成功。
しかし梯子が突然崩れ落ち、2人は鉄塔の先端に取り残されてしまう…
作品情報
原題:Fall
製作国:アメリカ、イギリス(2022年)
配給:クロックワークス
監督:スコット・マン
本編:107分
出演:グレイス・キャロライン・カリー、ヴァージニア・ガードナーほか
レビュー
地上600メートルの超高層電波塔に取り残された若者2人を描くサバイバルスリラー作品。
足の裏に汗かいたw 高所恐怖症の人間が軽々しく観るものではないですねw
山や海でもなく、はたまた戦争でもないただの鉄塔でここまで見事な作品が繰り広げられるとは…
低予算をCGで埋め合わせたように見えるワンシチュエーションスリラーながら、豊富なアイデアが放り込まれていて常に緊迫感漂う。
B級映画だろうくらいに思っていると文字通り足元を掬われる気分。
言ってしまえば「そんなとこ登るなよ」で終わりだし、老朽化は置いといても不法侵入も甚だしいし、訓練もせず鈍りきった身体での登攀に、計画も装備も杜撰。 迷惑系Youtuberと同等レベルにしか見受けられないため共感は薄い。
それでもこのシチュエーションに持ってきたのは大成功だと思うし、映画単品で見ると非常に見応えがあるのは間違いない良作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.4 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 79% Audience 79%
metacritic METASCORE 62 USER SCORE 6.2
コメント