Disney+から2022年11月30日に独占配信された「HIP HOPくるみ割り人形」の感想記事です。
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」をRUN DMCのレブランがニューヨークを舞台にヒップホップ版として手掛けた作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
毎年恒例となっている大晦日のブロックパーティの夜、両親が不仲なことに胸を痛めていたマリア・クララは、2人を仲直りさせるべく冒険に繰り出すことにする。
道中では特別な力もつおもちゃ作家ドロッセルマイヤーや、彼女が息を吹き込んだくるみ割り人形から力を得る…
作品情報
原題:The Hip Hop Nutcracker
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Disney+
監督:ニッキ・パーソンズ
本編:44分
出演:キャシェ・メルヴィン、ドゥシャント・”フィクシュン”・ステゴール、スティーヴン・”トゥイッチ”・ボス、アリソン・ホルカー・ボス、ジョセフ・”レヴ・ラン”・スモーク、コンフォート・フェドケほか
レビュー
セリフ一切なしの歌とダンスのみで構成される作品です。
個人的には想像と大分違いましたが、クオリティは抜群。
誰しもが聞いたことのある「くるみ割り人形」をアレンジした音楽に合わせて繰り広げられるHip Hopとストリートダンスに序盤から引き込まれます。
が、44分であることがちょうどよく感じるほどのストーリー展開。
壮大過ぎて両親の仲直りを促す話に落とし込むのは無理があるような気がしますw
同じくDisney+配信で「シンデレラ」をアレンジした『スニーカーシンデレラ』(2022)は、個人的に良く原作を踏襲しつつもディズニー感溢れる今風のストーリーに仕上がっていると感じました。
比較してしまうと非常に挑戦的で面白い解釈の作品ではありましたが、ストーリーが難しかったのか演出に無理が掛かってしまったように思います。
ただ、ダンスとヒップホップは圧倒的な完成度なので好きな人には堪らない作品であるように感じます。
何も考えずにセリフもいらない!なんて人にはオススメしたい作品ですw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 5.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience 100%
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