アマゾン・スタジオから2022年2月4日に独占配信された「JOLT / ジョルト」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
幼い頃から怒りをコントロールできず、一度キレると容赦なく相手を叩きのめしてしまうリンディは、電気ショック装置を着用して暴力衝動を抑えることで、どうにか日常生活を送っていた。
そんなある日、会計士のジャスティンと恋に落ちるが、彼は何者かに殺害されてしまう。
リンディは容疑者として警察に追われながらも、復讐を果たすべく犯人を探していく…
作品情報
製作国:アメリカ(2022年)
配給:アマゾン・スタジオ
監督:ターニャ・ウェクスラー
本編:91分
出演:ケイト・ベッキンセイル、ボビー・カナヴェイル、ラバーン・コックス、スタンリー・トゥッチ、ジェイ・コートニーほか
レビュー
怒りのボルテージ
間欠性爆発性障害という実在する精神疾患をモデルに、怒りの抑えられない症状を幼少期より治療のためと行われてきた格闘技等の英才教育とコルチゾール療法で、驚異的な身体能力を手に入れたリンディ。
精神科医の薦めでブラインドマッチングで出会った会計士と良い感じになるが、その彼が殺されることで怒りに身を任せ背景に迫っていくといったストーリー。
よくある設定ながらコメディタッチで描かれる展開に抑えの効かない暴力が上手くハマってテンポ良く進み、90分の本編なのであっという間に終わります。
単なる復讐劇で終わらせないところは非常に良いと思いますし、怒りの方向を適切に制御することで強い武器になるという終始一貫したテーマのもと進められるため作品に没入しやすいと思います。
ソルトやルーシー、ニキータやANNAのような同様に主人公の名前を冠したものかと思いきやJOLTは衝撃といった意味合いであり、他とは一線を画したかったのかもしれませんね。
圧巻美
「アンダーワールド」シリーズや「パールハーバー」のケイト・ベッキンセール。
変わらずの美しさとシャープなアクションのギャップがたまらないですね〜
続編製作されたら嬉しいです。
脚本
配役
演出
音楽
映像
コメント