NBA PLAYOFFS 2022 CONFERENCE SEMIFINALS PHI vs MIA

2021-22
引用元:NBA公式

Semi Finals PHI vs MIA

 

SixersはSeries終盤からどうも調子が上がらないように見受けられますが、Semi Finalsでどう挽回出来るか期待がかかります。 特に親指靭帯裂傷を押して出場していたとEmbiidが右眼窩骨折と軽度の脳震盪で無期限の離脱になってしまい、Semi Finalで出場できるかわかりません。 さらに相手はEASTの王者HEATですから厳しい戦いとなりそうです。

対するHEATはKyle Lowryをハムストリングス痛で欠きながらも、Rosterの厚さを見せつける圧巻のパフォーマンスでSeriesを4-1と完勝しました! Series終盤ではラインナップを大幅に入れ替え、各選手調整済みと言って良いでしょう。 毎年スターを排出するTEAMですからね、一昨年のTyler Herroや昨年のDuncan Robinsonに続く選手がOn Fireするかもしれません。 楽しみですね〜

GAME1 05.02.22

SixersはJoel Embiidに代わり抜擢されたDeAndre Jordan。GAME出場がほとんどなかった中どれだけ役割をこなせるか、 James HardenとTobias Harrisがどれだけ使いこなせるかが鍵となりそうですね〜 対するHEATは欠場のKyle Lowryに代わりドラフト外からのNigeria出身のGabe Vincent。 Max Strusとともに超有望株としてスターターに名を連ねます。

スタートからHEATがトランジションやボールムーブメントなどリズム良く得点を重ね、好DFからSixersのターンオーバーの間に一気にリードしていきます。

2nd Unitと言うには強力すぎる Victor Oladipo、Tyler Herroが入って尚も安定したGAME展開をしていきます。 Sixersは我慢の時間が続きます。

1Q終盤にはSixersがHEATのミスから連続ターンオーバーで11-0Run、3分間HEATを無得点に抑え詰め寄りますが、HEATが8点リードを残し1Qを終えます。

2Qは一転点の取り合いになります。

G LeagueのMVP Paul Reedが攻守にそのポテンシャルを発揮。 James Harden、Tyrese MaxeyがFast Breakから得点し徐々に差を詰めていき、リードチェンジしたところで前半終了します。 お互い点が入らない苦しい中、Sixersがねじ込みながら泥臭いプレーで繋ぎました。

後半開始後もバチバチの点の取り合いとなります。 ボールムーブから得点するHEATに対し、SixersはONE on ONEと泥臭くセカンドボールを得点に繋げる形と対称的ですが、混戦となります。 先に8-0Runとリズムを掴んだのはHEAT。堅守で3分間Sixersを無得点に抑えリードしていきます。

最終QもOFリバウンドの強いHEATが徐々に点差を離していきます。

Sixersが4分間無得点の間にHEATが11-0Runするなど、あっという間に最大21点差つけ突き放します。 その差を縮めるほどのOF力はSixersになく差を詰められず敗退します。

やはりEmbiidの穴はでかいと感じざるを得ませんね〜 Tobias Harrisが奮闘しますが、3-PT FG%も上がらず厳しいGAMEとなってしまいました。

対するHEATもFG%はあまり上がらなかったですが、要所で流れを掴む上手さを感じましたね〜 試合巧者でした!

BOX SCORE by NBA.com

次回はSixersの奮闘に期待しましょう。

GAME2 05.04.22

前回GAMEは成すすべなく敗れたSixers。

Tobias Harrisはもちろん、Tyrese MaxeyやMatisse Thybulleなどの若手の覚醒に期待したいところですね〜

対するHEATはBench Pointで圧倒的差をつけ勝利しましたが、Sixth Man受賞したTyler Herroをはじめ万全のラインナップに注目ですよね〜

Tyrese Maxeyの速いOFとロブパスからDeAndre Jordanと非常に良い入りを見せたSixersが出だしからリズムを作ります。  James Hardenに対しDFをタイトにまとめたHEATもボールムーブメントから得点し、しっかりついて行きます。

2度のタイムアウトからDFをよりハードにしたHEATがリバウンドで競り勝ち始め、Dewayne Dedmonの得点などで一気にリードして行きます。

Paul Reedがリバウンドを抑え、Furkan Korkmazが連続得点とSixersのBenchもしっかりGAMEに入っていき、詰め寄ります。

Sixersの3-PT FG%が上がらず停滞したところをHEATは逃さずリードを拡げて行きます。

Sixersは MaxeyのFast BreakとやっときたGeorges Niangの3-PTなど9-0Runと再び詰め寄ります。

Tyler Herroが3-PT3/4と安定した数字を残し、OF REBをひたすら奪ったHEATが再度突き放し8点リードで前半を終えます。 非常に白熱したGAME展開ですね〜

後半開始後も詰め寄っては突き放しての一進一退の攻防から始まりますが、HEATがOpen ミドルから得点し徐々にリードを拡げて行きます。

HEATの堅守が徐々にSixersのOFを停滞させていきます。

Danny Greenの3-PT FGが1/9と苦しみますがTobias Harrisが連続3-PTとFast Breakで再三詰め寄ります。 詰め寄られてから突き放し続けているHEATはVictor Oladipoの3-PTが決まり、Sixersが白旗。 残り1分を残しGarbage Timeとなりました。

BOX SCORE by NBA.com


SixersはTyrese Maxeyが34得点としっかり躍動。 しかし前回GAME同様3-PT FG%が上がらず、要所でリードを奪えないままズルズルといってしまいました。

Joel EmbiidがDFを収縮させての3-PTが武器だったSixersにとっては今後も課題となりそうです。

対するHEATはSixersの流れを要所で堅守。 前半のリードを1度も譲らず万全の仕上がりを披露しました。 また、Victor Oladipoが確率良くシュートを決め、前回同様Benchが躍動したGAMEとなりました。 いや〜強いですね〜

GAME3 05.06.22

Tyrese Maxeyなどの活躍もあり前半では良いGAMEとなりますが、後半の失速が目立つSixers。 このGAMEでJoel Embiidの復帰も囁かれる中、どれだけ挽回を見せられるか注目です。

対するHEATは非常に安定したパフォーマンスを披露しています。 Kyle Loeryの復帰に伴う盤石の布陣でSweepに王手をかけるか。

スタートはお互いFG%が上がらず探り合いとなります。 EmbiidがいるのといないのではだいぶDFの安定感が違いますね〜

先にリズムを掴んだのはSixers。 HEATが7FGミスする間にEmbiidのインサイド、リバウンドを中心にSixers全体にAggressiveさが増し徐々にリードして行きます。

Sixersがターンオーバーを連発し、その間にTyler Herroの連続得点などでHEATが詰め寄ります。

2Qも先リズムを掴んだのはSixers。 HEATのターンオーバーを誘発し、9-0Runとリードを拡大して行きます。 HEATは豊富なBenchの面々が踏ん張ります。

両TEAMともFG%が低下しGAMEも停滞した状態となり、Sixersの9点リードで前半を終えます。 HEATを前半32得点に抑えたのは大きいですね〜

後半開始スタートも両TEAMのターンオーバーから始まる展開。

3Q残り8分強でJames Hardenが4ファールとなりSixersは厳しい局面となります。 対するHEATはMax Strusの連続3-PTとPJ Tuckerの圧倒的なフィジカルでEmbiidにリバウンドを取らせない働きで13-0Runと追い上げて行きます。

前回GAMEで3-PT FG1/9と沈黙したDanny Greenは6/7と大爆発。 Sixersも簡単に追いつかせません。

一進一退の攻防が続きます。 Jimmy ButlerがこのQで猛烈に得点を伸ばしますが、Tyrese MaxeyがGOODなDFからFast BreakなどSixersはわずかに3点リードで最終Qを迎えます。

最終Qは両TEAMバチばちの展開からスタートします。 PJ Tuckerを中心に荒れそうな雰囲気を残しつつも、SixersがTyrese Maxeyの3-PTで再び二桁点差に戻して行きます。

勝負所でしっかりFGを沈めたSixersがHOMEで1勝をもぎ取りました。

BOX SCORE by NBA.com

Tyrese Maxeyが後半だけで21得点。 3-PT FG7/9と大爆発したDanny Green。 EmbiidはFase Maskで本領発揮できていないながら18得点11REBとしっかり役目を果たしたSixersが本来のTEAM力を発揮した形となりました。

対するHEATは平均二桁得点のスターターがJimmy Butlerを除いて沈黙。 Tyler HerroもBenchから盛り上げますが、Sixersと反対に勝負所でのシュートが入らず、らしくないターンオーバーを連発し、TEAMで79得点となかなかのLow Scoreで課題の残る敗戦となりました。 挽回に期待したいですね〜

GAME4 05.08.22

前回GAMEではNBAでも稀に見る79点での敗戦を喫したHEATは挽回できるか。 Markieff MorrisがBench入りし、Embiidに対するDF強化の一員となれるか。 Embiidの支配するゴール下をどう攻略していくか楽しみですね〜

Sixersは前回同様Embiidの支配力を見せつつTEAM一丸となってのOFが維持できるか注目です。

スタートから両TEAMバチバチの一進一退の攻防。

先に仕掛けたのはHEAT。 Bam Adebayoに代えて Victor OladipoというスーパースモールラインナップでEmbiidにプレッシャーをかけます。 しかし両TEAM譲らず激しいリードチェンジが続きます。

先にリズムを掴むのはどちらなのでしょうか。

2Q残り5分にやっと2ポゼッション以上に離れます。 SixersがDanny Greenの連続3-PTからJames Hardenのペイントアタックとアシストで最大10点差までリードを拡げていきます。

すぐさまJimmy Butlerの連続FGで詰め寄ります。 Sixersも譲らずGeorges Niangが躍動していますね〜 良いですね〜 あまり存じ上げない選手が活躍するのが素晴らしいです。

後半も一進一退の攻防が続きます。 非常に激しいですね〜 息をつく間もないですw

勝負所で James Hardenが爆発! Sixersが接戦を制しました。

BOX SCORE by NBA.com

HEATはJimmy Butler、Bam Adebayoを中心にしっかりセットオフェンスから点を取り、Tyler HerroやVictor OladipoがBenchから素晴らしい活躍を見せましたが、要所でDFミスや他のプレイヤーのFG%が上がらず、後半追い上げるもリードを奪えず接戦を落としました。 ローテーションを上手く入れ替え挽回に期待したいですね〜

対するSixersはEmbiidの存在によってまとまり良く点も稼ぎました。 スターターは全員二桁得点、さらにはGeorges Niangが躍動するなど得点面で縦横無尽なTEAMワークを見せ、HOMEで2連勝しSeriesをタイにしました。 こうなるとどちらが勝つかわかりませんね〜 GAME5が非常に楽しみです♪

GAME5 05.10.22

HEATは前回GAMEを惜しくも逃し、挽回したいところですがKyle Lowryが再びの欠場。 ローテーションがどのように回るか非常に楽しみでもあります。

また、Sixersは文句のつけどころのない素晴らしいGAMEとなりました。 同様のクオリティで勝利を掴みたいですね~

GAME開始から、このSeries絶好調のJimmy Butlerを中心にトランジションでHEATが流れを掴みます。

SixersはEmbiidに上手くボールを入れられず連続ターンオーバー。 いい流れからMax Strusが連続で3-PTを決め12-0RunHEATが一気にリードしていきます。

怪我から復帰したVictor Oladipoと台頭してきたStrusの影響もあり、出場機会に恵まれなかったDuncan RobinsonがこのSeries初の出場を果たします。

2QもBam AdebayoのブロックからアリウープとHEATが流れを作ります。

その後も11-2Runするなどリードを拡げます。

SixersもDanny Greenの3-PTなどで追いすがりますが差を詰めるまでには至らず、12点差で前半を終えます。

後半は一進一退の攻防が続きます。 Sixersはターンオーバーに苦しみながらも James Hardenの1 on 1から得点を重ねますが、HEATBenchからGabe Vincentなどが得点を重ね詰め寄らせません。

3Q終盤にはEmbiidがダブルチーム相手に気を吐きます。 対するHEATSixersZone DFに対して3-PTを効果的に決め、15点リードで3Qを終えます。

最終Qなんとか流れを掴みたいSixersですが、トランジションからの12-0RunとまたしてもHEATに走られます。

8分を残しSixersは白旗。 Garbage Timeとなりますが、HEATはローテーションのメンバーが多いためここでもリードを拡げます笑 ホントに層の厚いRosterですよね〜

HEATが大差でGAME5を手中に納めました。

BOX SCORE by NBA.com

Tyrese Maxeyが沈黙しターンオーバーが絶えなかったSixers。 DFも振るわず、21歳ながらMaxeyにそれだけの力があると思うとすごいですね~ EmbiidもMaskとの戦いの方が忙しそうですが、どうにか折り合いをつけてHOMEで勝利を掴みたいところですね。

HEATは文句なしのGAMEではないでしょうか。 理想的なボールムーブメントとバランス良く得点。 相手をロースコアに抑えるDF。 上手くはまりすぎて怖いくらいの完成度を披露しました!

GAME6 05.12.22

Seriesに王手をかけるHEAT。 EAST王者の圧巻のパワーを発揮した前回GAMEに続き本領発揮できるか。 対するSixersはTyrese Maxeyを含めRoll Player達が復調し、一矢報いたいところですね~

HEAT7-0RunからSixers7-0Runと両TEAM譲らないGAMEスタートから始まりますが開始3分でDanny Greenが負傷退場します。

Joel Embiidに左足が絡み捻れるシチュエーション痛そう

James Harden、MaxeyをはじめにSixersDFローテーションが非常に良く膠着状態となります。

それでも先に流れを掴んだのはHEAT。 Max Strusの3-PTとフリースローなどを含め8-0Runとリードしていきます。

SixersDFから流れを作り、ボールムーブメントでopenショットを確率良く決め追いすがります。

2Qも激しい攻防からEmbiidとMaxeyが躍動しSixersがリードチェンジ。

しかしHEATもStrusの連続得点などでリードチェンジを繰り返します。

3Qも激しい攻防ですが、HEATのボールムーブメントが徐々にSixers DFを上回りはじめ、このGAME最大の10点差へ拡げていきます。

ここが勝負所とJimmy Butlerが連続得点。 好DFからFast Breakも出て16-2Runと一気にリードを拡げます。

Sixersは調子のいいShake Miltonが連続して追いすがりますが、Butlerを止められずなかなかリズムを掴めません。

最終QHEATは強力なDFからのFast BreakButlerのミドルレンジなどで得点で最大点差19点までリードを拡げます。

終盤Maxeyを中心になんとか意地を見せたいSixers7-0Runと迫りますが、時既に遅し。

HEATが勝利しConference Final1番乗りを決めました。

BOX SCORE by NBA.com

前半が善戦していただけに後半の入りを含め後悔のSixers。 Bam AdebayoのディナイでEmbiid中心のセットプレーがしっかり作れずOFが停滞してしまい、さらには修正できなかったのが1番の敗因ではないでしょうか。 Embiidをはじめとして怪我にも苦しんだこのSeries。 しっかり癒やして来Seasonへ繋いで欲しいですね~ Embiidは来期のMVPもとってほしいところです。

HEATは全体の3-PT FG%が上がらないのも何のその。 勝負所でのButlerをはじめとしたGAME巧者っぷりには脱帽です。 

完全にスタメンを勝ち取ったMax Strusをはじめ、Kyle Lowryの欠場を全く感じさせることなく素晴らしい完成度を保ったままConference Finalを迎えます。

期待しましょ~!

コメント

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