アクアマン

ワーナー・ブラザース・ピクチャーズから2019年2月8日に劇場公開された「アクアマン」の感想記事です。

DCコミックスの同名のスーパーヒーローをベースにした実写映像化で、「DCエクステンデッド・ユニバース」(DCEU)の6作目の作品です。

オススメ度4.5

あらすじ&予告編

海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンは、アーサー・カリーという名の人間として地上で育てられた。

やがて、アトランティスが人類を征服しようと地上に攻め入り、アクアマンは、アトランティスとの戦いに身を投じていく…

作品情報

原題:Aquaman

製作国:アメリカ(2019年)

配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

監督:ジェームズ・ワン

本編:143分

出演:ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー、パトリック・ウィルソン、ドルフ・ラングレン、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ニコール・キッドマンほか

レビュー

大海を舞台にした人間と海底人の間に生まれた息子が王になるまでの物語。

真新しい設定ではないものの、分かりやすいストーリーと美しい映像、アクションにラブストーリー、家族愛を織り交ぜ感情移入もし易く、長尺ながら飽きずに作品に引き込まれます。

特筆すべきは海中の演出。

海中アクションは全く予想のつかない展開の連続で、そのスピード感を含む映像は圧巻で斬新さに溢れています。 また、CG技術を駆使した海底都市の美しさは見応え十分です。

『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演した勢いそのままに、その猛々しい見た目に心の優しさというギャップで魅了するジェイソン・モモアを主役に、その美貌で愛を語り怒りを表す母役演じるニコール・キッドマン、赤い髪が水中に靡く美しいヒロインにアンバー・ハードなど豪華キャストも本作の魅力を底上げしてくれています。

個人的にはバッドマンやフラッシュ、アローなどのDCコミック作品を代表するヒーローたちや、マーベルでいうスパイダーマン=Friendly Neighborhood(親愛なる隣人)のような、都市専属ヒーローが大好きなんですが、本作は意外にも描かれていない身近さがあり、遠い宇宙まで行かずとも神秘的な海があるよ!と気付きを与えてくれる作品でもあります。

続編やDCでのクロスオーバー、さらにはMCUとのクロスオーバーまで含めて期待したいですね〜

評価

脚本4.5

配役4.5

演出5.0

音楽3.5

映像5.0

IMDb 6.8 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 65% Audience 73%

metacritic METASCORE 55 USER SCORE 7.1

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