ワーナー・ブラザース・ピクチャーズから2022年4月8日に劇場公開された「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」の感想記事です。
J・K・ローリングの原作を基にした『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年)の続編であり、「ファンタスティック・ビースト」シリーズの3作目で、「魔法ワールド」フランチャイズでは11作目となる作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生や魔法使いの仲間たち、そしてなんとマグルと寄せ集めのデコボコチームを結成し、史上最悪の黒い魔法使いであるグリンデルバルドに立ち向かう。
そして明かされる、ダンブルドアとその一族に隠された誰も知らない秘密とは…
作品情報
原題:Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore
製作国:アメリカ、イギリス(2022年)
配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
監督:デヴィッド・イェーツ
本編:143分
出演:エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、エズラ・ミラー、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、ウィリアム・ナディラム、カラム・ターナー、ジェシカ・ウィリアムズ、ヴィクトリア・イェイツ、ポピー・コービー=チューチ、フィオナ・グラスコット、キャサリン・ウォーターストン、マッツ・ミケルセンほか
レビュー
『ハリー・ポッターと賢者の石』の70年前を舞台に、ホグワーツ魔法魔術学校指定教科書「幻の動物とその生息地」の著者であるニュート・スキャマンダーを主人公に据えた全5作に及ぶスピンオフ作品の第3作目。
各作品ごとに異なる都市が舞台となっているのが少し旅行気分すら味わえる気がしますが、1作目のロンドン、2作目のパリに続いて本作は1930年代のリオデジャネイロ、ベルリン、そしてアメリカまで飛び、魔法界が第二次世界大戦に参戦するまでの物語を描きます。
本作はダンブルドアとグリンデルバルドを主軸に構成されているので、ジェイコブとクイニ―の恋路も相まってニュートの存在感がやや希薄w
しかし前作でよりダークさが増し、シリアスかつ膨大な情報量が印象的だった世界観は、「ハリー・ポッター」シリーズ7作品の脚本を務めたスティーブ・クローヴスが「共同脚本家」として参加することになったことで上方転換したようにも見え、深く内容の濃いストーリーながらもファンには堪らない作品に仕上がっていると言って良いでしょう。
そして前作までグリンデルバルドを務めていたジョニー・デップからマッツ・ミケルセンに代わったこともかなり作品としては向上した理由になるように感じます。 何よりジュード・ロウとの雰囲気のマッチ感が完璧。 デップのThe 悪という感じからミケルセンの知的な大物感が作品のカラーに合っているのかもしれませんね〜
兎にも角にもシリーズとして大枠は描かれ、残る2作となりました。
ラストスパートに期待ですw
話は変わりますが、としまえん跡地に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が2023年6月16日にオープンの予定ですね!!
映画の世界の舞台裏や魔法ワールドの秘密を発見できる新しいウォークスルー型のエンターテイメント施設ということでファンには堪らないものとなりそうですね〜
激混みとなることが容易に想像できますねw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.2 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 46% Audience 83%
metacritic METASCORE 47 USER SCORE 5.9
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