アウトサイダー

Netflix
引用元:Netflix

Netflixから2018年3月9日に配信された「アウトサイダー」の感想記事です。

オススメ度3.3

あらすじ&予告編

終戦後の大阪で、囚われの身から解放されたアメリカ兵が歩み始めた極道としての人生。

だがそこは、一度足を踏み入れたが最後、頭まで沈み込む危険な世界だった…

作品情報

原題:The Outsider

製作国:アメリカ(2018年)

配給:Netflix

監督:マーチン・サントフリート

本編:120分

出演:ジャレッド・レト、浅野忠信、椎名桔平、忽那汐里、田中泯、大森南朋ほか

レビュー

想像以上

日本が舞台のヤクザをテーマにした外国人監督による外国人が主人公の外国人のための映画だと思ったら全然そんなことはない。

外国人が抱える日本のイメージが詰め込まれている感は少し感じるところはあるが、当時の大阪をこれでもかというほどに再現できていたと思います。

セットや俳優にしっかりお金が掛かっていることを感じさせるのがNetflixらしいところではありますが、ことヤクザ映画において日本人がしっかり演じなければ日本人には伝わらないことがよくわかった監督であることは間違いないですね〜

ただ、盛り上がりのあるシチュエーションがあるわけではないので2時間の抑揚のないヒューマンドラマは重たく、ニックのバックボーンが薄いのもありテンポは重く感じます。

 

東映任侠や深作監督、北野映画ファンには少しばかりの物足りなさもあるかとは思いますが、外国人の作るヤクザ映画におけるクオリティではない非常に素晴らしい作品であると思います。

最近は東映から孤狼の血シリーズ、さらには藤井監督がヤクザを描くなど国内でのヤクザ映画も俄かにアツいので今後に非常に期待ですね〜

孤狼の血は3作目の撮影がされているシリーズ者になるほどの人気を得ています。

特に1作目は原作が小説だということと役者のレベルも相まって素晴らしい作品でした。

藤井監督のヤクザ映画も非常にエモーショナルな描写を多くみられ、今までにないヤクザ映画を見ることができるのでおすすめです。

 

 

脚本3.0

配役4.0

演出3.0

音楽3.0

映像3.5

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