Netflixから2018年4月6日に独占配信された「アマチュア」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
学習障害を抱えながらも類まれなる才能を見出され、若干14歳で強豪校にスカウトされた天才バスケ少年。
綺麗事では済まされないアマチュアスポーツの世界が待ち受ける…
作品情報
原題:Amateur
製作国:アメリカ(2018年)
配給:Netflix
監督:ライアン・クー
本編:96分
出演:マイケル・レイニー・Jr、ジョシュ・チャールズ、ブライアン・ホワイト、シャロン・リール、
アシュリー・ブライアン、コリー・パーカー・ロビンソンほか
レビュー
序盤は14歳にあるまじき才能を見出され名門校にスカウトされた天才少年が、数字や左右がわからなくなる学習障害がありながらも打開策を打ち出すサクセスストーリー的な展開かと思いきや、スターダムを駆け上がるどころか激しく転倒します。
行き場を失ったサクセスストーリーは、アマチュア選手としての商品価値を巡って大人達の私利私欲に翻弄され、規則に閉じ込められるヒューマンドラマに転換されます。
タイトル画像のバーコードのような影はそういうことだったんですね~ 納得。
アメフトの後遺症の残る無職の父と過保護気味の母、さらにはお世話になったコーチまで全てひっくるめての幸せと、アマチュア選手としての自分の商品価値を天秤にかけ、規則に則った打開策はアマチュアから海外のプロへと転向するということ。
全てを決断したあとのもうアマチュアとしてバスケを楽しむが出来ないことへの涙。 良かったです。
バスケシーンもあらかじめ構成された感丸出しで決してすごく面白い映画って訳ではないけれど、アマチュアの世界というものを簡潔に描いた作品。
エンタメ性は少ないですがヒューマンドラマとしては良かったと思います。
脚本
配役
演出
音楽
映像
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