Netflixから2019年2月15日に独占配信された「アンブレラ・アカデミー」の感想記事です。
ダークホースコミックスが発行したコミックシリーズ『The Umbrella Academy』を原作とした作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
妊娠してないはずの女性が世界中で同時に出産するという不可解な現象が発生。
億万長者のハーグリーヴスはそのうちの7人の子供を引き取って「アンブレラ・アカデミー」を設立し、子供たちの特殊な能力を開花させるが、時と共に子供たちはバラバラに。
17年後、成長した子供たちはハーグリーヴスの死をきっかけに再会し、そこで人類滅亡の危機が迫っていることを知る…
作品情報
原題:The Umbrella Academy
製作国:アメリカ(2019年)
配給:Netflix
製作総指揮:スティーヴ・ブラックマン
本編:10話
出演:エリオット・ペイジ、トム・ホッパー、デヴィッド・カスタニェーダ、エミー・レイヴァー=ランプマン、ロバート・シーハン、エイダン・ギャラガー、メアリー・J. ブライジ、キャメロン・ブリットン、ジョン・マガロ、アダム・ゴドリー、コルム・フィオール、ジャスティン・H・ミンほか
レビュー
原作は解散したロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスのボーカルだったジェラルド・ウェイが手がけ、ブラジルの有名コミック作家であるガブリエル・バーが絵を担当した同名コミック。
アメリカではかなりの人気作で、米コミック界最高峰の賞であるアイズナー賞を受賞しているようです。 …が、恥ずかしながらも初見で初耳。
良くあるスーパーヒーローものかぁ…くらいの熱意で観たらとんでもない。
設定こそ世界滅亡の危機に特殊能力を持つ兄弟達が立ち向かうアメコミ感満載ながら、この物語は家族や大切な人との絆や愛を主テーマに置いて重厚な脚本で彩られたファミリードラマに仕上がっています。
アクションシーンでスタイリッシュな音楽を用いたのも非常に効果的で、作品の世界観にあっという間に引き込まれるので一気見必至です。
全10話とドラマシリーズではなかなかの長さながら、テンポ良く飽きさせない演出に感嘆しました。
しかしながらストーリーとしては結果的にシーズン1で何も進展しなかったため、先が非常に気になる展開となります。
時間にゆとりのある時に続けて観たい作品ですね〜
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.9 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 86% Audience 76%
metacritic METASCORE 61 USER SCORE 7.2
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