インサイド・ヘッド2

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズから2024年8月1日に劇場公開される「インサイド・ヘッド2」の感想記事です。

第88回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞したディズニー&ピクサーのアニメーション映画「インサイド・ヘッド」(2015)の続編作品です。

ピクサーの長編映画としては、『トイ・ストーリー』(1995)から数えて28作目となる作品で、『トイ・ストーリー4』(2019)以来5年ぶりの続編映画となっています。

オススメ度4.1



あらすじ&予告編

少女ライリーを子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたち。

ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に、シンパイ率いる<大人の感情>たちが現れる。  「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」―シンパイたちの暴走により、追放されるヨロコビたち。

巻き起こる“感情の嵐”の中で自分らしさを失っていくライリーを救うカギは、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に隠されていた…




作品情報

原題:Inside Out 2

製作国:アメリカ(2024年)

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

監督:ケルシー・マン

本編:96分

出演:小清水亜美、大竹しのぶ、多部未華子、横溝菜帆、村上 (マヂカルラブリー)、小松由佳、落合弘治、浦山迅、花澤香菜、坂本真綾、武内駿輔、花江夏樹、中村悠一ほか



レビュー

イオンシネマ特別試写会にて吹替版で鑑賞させていただきました。

前作では11歳であった主人公ライリーが、本作では13歳の思春期真っ只中のティーンエイジャーとなり、前作には登場しなかった新たな感情をめぐるストーリーに!

前作から早く9年かぁ、あっという間だなぁ…

前作でヨロコビ役を務めた竹内結子が2020年に逝去しているために、小清水亜美が務めているが全く違和感はないのが凄い。  ただ、ヨロコビに重ねて少し泣きそうになった…

新たな感情たちもそれぞれにキャラが立っているのが良かったです。  特に中村悠一の良い声とキャラクターが作品に笑いを大いに吹き込んだでしょうw  声を出して笑ってしまったw

前作は引っ越しで揺れ動く心情だったが、本作は思春期で揺さぶられる感情だけに、当たり前だけど何より大事なアイデンティティの確立という優しいテーマと、独創的かつ創造性溢れるストーリーがより際立っている仕上がりだったように感じます。

思春期に戸惑った人ほど沁みる作品かもしれませんね。



評価

脚本4.0

配役4.5

演出4.0

音楽4.0

映像4.0



IMDb 7.9 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 91% Audience 96%

metacritic METASCORE 73 USER SCORE 7.0

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