2023年1月20日から関西テレビの「EDGE」枠にて放送された「インフォーマ」の感想記事です。
沖田臥竜の小説を原作としたドラマシリーズです。
オススメ度
あらすじ＆予告編
週刊誌の“四流”記者が元ヤクザの情報屋の運転手に！？
社会を裏で操る“インフォーマ”との出会いで、地獄への扉が開く…
作品情報
製作国:アメリカ（2023年）
配給:Netflix
総監督:藤井道人
本編:全10話
出演:桐谷健太、佐野玲於(GENERATIONS)、北香那、淵上泰史、濱津隆之、般若、二ノ宮隆太郎、藤井陽人、西村元貴、田島亮、一ノ瀬ワタル、MEGUMI、山中崇、高橋和也、宮川一朗太、千葉哲也、石橋蓮司、森田剛ほか
レビュー
リアリティxスタイリッシュな映像で描くクライムサスペンス。
アングラ作風として抜群の面白さを放っているのは間違いないんだが、黒幕の動機も目的も薄いことに加えて伏線が少ないので見所はアクションとバイオレンスに限られる。
もう少し刺激強めに作っても良いのではないかとも思うが、原作を読んでいないためになんとも言えない。
表に出せない情報を取り扱って裏社会で利益を貪るカリスマ情報屋とポンコツ記者、ヤクザと警察まで絡めたストーリーは面白いように感じました。
てかそもそも”インフォーマ”という呼び方するかな、ダサくね？ 情報屋でいいじゃん
桐谷健太は大阪出身だけあって関西弁の迫力と役どころをしっかり押さえているし、森田剛の気怠さたっぷりの振る舞いと鬱屈さはもはや一級品と言って良いでしょうw
その他にも脇を固める俳優陣がしっかりと支えていて観ていてワクワクします。
一気見してしまうくらいに構造は良いがゆえに、冒頭に述べた黒幕の件が足を引っ張って、壮大なスケールがひと回りもふた回りも小さくなってしまったのが残念です。
ただ、アングラ作品好きには十分楽しめる作品であると感じます。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
