20世紀フォックス映画から2016年2月5日に劇場公開された「オデッセイ」の感想記事です。
アンディ・ウィアーの小説『火星の人』(2011年出版)を原作とした作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
火星での有人探査の最中、嵐に巻き込まれてしまったワトニー。
仲間たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測されるワトニーを置いて探査船を発進させ、火星を去ってしまう。
しかし、奇跡的に死を免れていたワトニーは、酸素は少なく、水も通信手段もなく、食料は31日分という絶望的環境で、4年後に次の探査船が火星にやってくるまで生き延びようと、あらゆる手段を尽くしていく…
作品情報
原題:The Martian
製作国:アメリカ(2015年)
配給:20世紀フォックス映画
監督:リドリー・スコット
本編:142分
出演:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ、マイケル・ペーニャ、ショーン・ビーン、ケイト・マーラ、セバスチャン・スタン、アクセル・ヘニー、キウェテル・イジョフォーほか
レビュー
火星の有人探査計画のチームの一員として参加して、一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとするチームのクルー達と地球のスタッフ達の努力を描いた作品。
やはり宇宙は素晴らしい。
根底にPLANETESがある身としては、全ての宇宙作品は映像だけでも満足なのです。
マット・デイモン×リドリースコットで鰻登りだった期待感も全く損なわれない。
マット・デイモンの圧倒的な演技力によって、嵐で火星に取り残される植物学者が、死に直面したり絶望的な状況に何度も立たされながら知恵と勇気とアメリカンジョークで奮闘する姿は、ある意味最高のエンターテインメントの形であるように感じますw
日本人としては深刻なシーンでのアメリカンジョークは軽過ぎる気もしてしまいますけどねw
特にラストのシーンの、宇宙服に穴をあけアイアンマンのように宇宙空間に飛び出して行くシーンは圧巻ですね。息してなかったと思います。
そしてDavid Bowieはズルいw starmanが流れた時とか所々泣きそうになりました。
是非オススメしたい作品です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 8.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 91% Audience 91%
metacritic METASCORE 80 USER SCORE 8.1
コメント