Netflixから2020年7月10日に独占配信された「オールド・ガード」の感想記事です。
原作を『スーパーマン』『ワンダーウーマン』『ウルヴァリン 』などのアメリカンコミックライター、小説家として活動するグレッグ・ルッカ、作画をレアンドロ・フェルナンデスが担当した同名人気グラフィックノベルを映画化した作品です。
原作者であるグレッグ・ ルッカが脚本・製作総指揮を兼任しています。
オススメ度
あらすじ&予告編
何世紀にも渡り裏方から人類を守り続けてきた謎の特殊部隊。
彼らは“永遠の命”を持つ不死身の傭兵たちであり、彼らを率いるのは女性兵士アンディ。
ある日、緊急任務のために召集された彼らの能力が何者かによって暴かれ、その能力を分析するために拿捕しようとする組織から狙われることに…
作品情報
原題:The Old Guard
製作国:アメリカ(2020年)
配給:Netflix
監督:ジーナ・プリンス=バイスウッド
本編:125分
出演:シャーリーズ・セロン、キキ・レイン、マティアス・スーナールツ、マーワン・ケンザリ、ルカ・マリネッリ、ベロニカ・グゥ、ハリー・メリングほか
レビュー
胸熱設定
不死身の身体を持ち、独自の正義を掲げ表舞台には出ずに歴史に介在してきたアンディをリーダーとする軍団。 そこに加わる200年ぶりの新人不死身戦士。
対するは元CIAの英雄ヲタクと倫理観のない製薬会社の若手CEO。
不死身の肉体 + 近接戦闘 vs 銃
アツいでしょうw
アクション
撃たれることを念頭に置いた異質のアクションは見ていてただただ斬新です。
不死身の肉体と剣や斧の近接武器で銃に立ち向かうのはもちろんのこと、シャーリーズ・セロン演じるアンディが不死の能力を失ってからは、他の不死者たちが庇い合い撃たれ合いながらアンディを守る様相など、通常のアクション映画ではあり得ない特殊なフォーメーションになっているなど、戦闘シーンは見どころ満載です。
連載ものの原作を実写化するに当たって拙劣になりがちな脚本を補って余りあるアクションでした。
続編は…
原作ではアンディが不死身の能力を失うという展開は描かれていなかったですが、存命であることとラストシーンで鉄の処女に閉じ込められたまま海に投げ込まれ、それ以来500年以上溺死しては蘇ることを繰り返していたクインがブッカーの前に現れたことから、原作通りクインをヴィランとしての続編が期待できそうですね!
脚本
配役
演出
音楽
映像
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