東宝から2021年6月11日に劇場公開・独占配信された「キャラクター」の感想記事です。
「20世紀少年」など数多くの浦沢直樹作品にストーリー共同制作者として携わってきた長崎尚志によるオリジナル脚本作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
漫画家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾。
ある日、一家殺人事件とその犯人を目撃してしまった山城は、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34」を描き始める。
お人好しな性格の山城に欠けていた本物の悪を描いた漫画は大ヒットし、山城は一躍売れっ子漫画家の道を歩んでいく。そんな中、「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生する…
作品情報
製作国:日本(2021年)
配給:東宝
監督:永井聡
本編:125分
出演:菅田将暉、Fukase、高畑充希、中村獅童、小栗旬、中尾明慶、松田洋治、宮崎吐夢、岡部たかし、橋爪淳、小島聖、見上愛、テイ龍進、小木茂光ほか
https://x.com/character2021
レビュー
シリアスでハイクオリティなスリラーサスペンス作品。
豪華キャストに囲まれているにも関わらずとにかくFukaseが良い。 ナチュラルボーンサイコキラー感が滲み出ているし、不気味さとリアリティと快楽殺人が絶妙にマッチしている。 共感できる気すらしてくるw
菅田将暉は言わずもがな素晴らしい演技力で魅了してくれるし、2人の掛け合いから目が離せない世界観を作り出しています。
そしてその2人の個性を際立たせる小栗旬の存在感は特筆すべきほどに素晴らしい。
脚本・演出がしっかりしている上に、キャストが素晴らしいのでクオリティは間違いない怪作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.5 / 10
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