キングスマン

KADOKAWAから2015年9月11日に劇場公開された「キングスマン」の感想記事です。

マーク・ミラーとデイヴ・ギボンズのコミック『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』を原作とした作品です。

オススメ度5.0

あらすじ&予告編

ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、その代わりに新人をスカウトすることになる。

ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジーをキングスマンの候補生に抜擢する。

一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた…

作品情報

原題:Kingsman: The Secret Service

製作国:イギリス、アメリカ(2014年)

配給:KADOKAWA

監督:マシュー・ボーン

本編:129分

出演:タロン・エガートン、コリン・ファース、サミュエル・L・ジャクソン、マーク・ストロング、マイケル・ケイン、ソフィー・クックソン、ソフィア・ブテラほか

レビュー

全世界4億ドルのメガヒットを記録したキレッキレの超過激スパイアクション大作。

表向きはロンドンの高級テーラー。しかしその実態は…なんてよくある設定かと思いきや、予想を遥かに上回る規模で活躍する最強スパイ機関!!

かつての007シリーズにあった荒唐無稽さを復活させ、その上で紳士とは何かを問うなどの階級社会イギリスへの皮肉たっぷりなメッセージを込めた逸作ですw

ポップコーンを食べることが出来ないほどに、キレのあるアクションと抜群のカメラワーク、そしてテンポの良いストーリー展開は圧巻で、スタイリッシュ感がエグい。

最高だったのはコリン・ファースの教会での長回しワンカットのアクションシーン!! 『英国王のスピーチ』(2010)でアカデミー賞を受賞したことを忘れさせられるほどの素晴らしいシーンに開いた口が塞がらない方も多かったのでは。

悪役を演じるサミュエル・L・ジャクソンも強烈な存在感を放っていて素晴らしいし、戦闘シーンやクライマックスでの絶妙な音楽演出は思わずニヤけてしまう展開に。 グロさを感じさせない素晴らしい描写も光りました。

色々なところで紳士的な、まさに”Manners maketh man.”

しばらく残ってしまうパンチワードですよね〜w

評価

脚本5.0

配役5.0

演出5.0

音楽5.0

映像5.0

IMDb 7.7 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 75% Audience 84%

metacritic METASCORE 60 USER SCORE 8.0

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