Amazon Prime Videoから2023年4月7日に独占配信された「ギャング・オブ・ラゴス」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
対立するギャングたちの街を赤く染めるほどの激しい抗争に巻き込まれた3人。
その中でイサレ・エコ全体に関わる大きな秘密が明らかになり、最終的に彼らは自分たちの運命に決着をつけることになる…
作品情報
原題:Gangs of Lagos
製作国:ナイジェリア(2023年)
配給:Amazon Prime Video
監督:ジェイド・オシベル
本編:124分
出演:トビ・バクレ、オラロティミ・ファクンル、アデスア・エトミ・ウェリントンほか
レビュー
ナイジェリアのラゴスを舞台にした骨太ギャング作品。
人身売買などの社会問題に提起した作品が多いイメージがありますが、本作は発展途上とその背景にある暴力が混在するという、どの国も通るような状況を描いています。
よって、舞台がアフリカなだけでこすられたテーマなだけに新鮮味という意味で皆無に等しいんがらも、脚本はなかなか仕上がっているように感じられるし、独特の衣装を着て暗殺に臨んだり、裏切りの応酬など演出にはしっかり観客を引きつける魅力があると思います。
ギャング同士の乱闘シーンが思ったよりスピード感に欠け、カメラワークも乏しく、当たっている感じが無く迫力に欠けたのは勿体ないと思ったし、全く馴染みのない音楽に戸惑ってしまったところもありました。
極道ほど仁義や任侠があるわけでもなく、アメリカンギャングほど腐りきってもいないので、どうしても中度半端に写ってしまうのはしょうがないのかもしれませんね…
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience 88%
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