Netflixから2022年7月22日に独占配信された「グレイマン」の感想記事です。
2009年に出版されたマーク・グリーニーの同名小説をもとに、クリストファー・マーカス、スティーヴン・マクフィーリーと共同で脚本を書き、アンソニー・ルッソとジョー・ルッソが監督し、マイク・ラロッカと共同で製作するアメリカのアクションスリラー作品です。
製作費は2億ドルと、Netflix史上最も高額な作品となっていることで話題になりました。
オススメ度
あらすじ&予告編
殺人で服役していたコートはCIAにスカウトされ、存在しない男「グレイマン」として活動することになる。
しかし18年後、組織の重要機密を知り命を狙われる羽目になり…
作品情報
原題:The Gray Man
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Netflix
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
本編:122分
出演:ライアン・ゴズリング、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェシカ・ヘンウィック、レジェ=ジーン・ペイジ、ワグネル・モウラ、ジュリア・バターズ、ダヌーシュ、アルフレ・ウッダード、ビリー・ボブ・ソーントンほか
レビュー
ストーリー
全体的にストーリーに真新しさはありませんが、合間なく繰り広げられる見せ場でテンポ良く進み飽きさせません。
事件の真相が世界に暴露されず、黒幕が明かされない肩透かし感は若干あるものの、スパイ映画好きには納得の脚本ではないでしょうか。
何よりもバンコク、ウィーン、プラハ、クロアチア、アゼルバイジャンなど世界各地を転々としながら描かれる展開には007シリーズを彷彿とさせ、スパイもの好きの視聴者はワクワクするはず。
Netflix史上最高額の製作費2億ドルを謳っているだけあり、プラハでの銃撃戦からのカーアクションと路面電車でのアクションは大迫力です。
キャスト
ゴリゴリに鍛え上げられたライアン・ゴズリングとキャプテン・アメリカのイメージを払拭しヴィランとして定着しつつあるクリス・エヴァンス、そしてなんと言ってもアナ・デ・アルマス。
人物造形が少ない作品ながらそれぞれがキャラクターに息を吹き込み、素晴らしく調和された作品を作り上げています。
クリス・エヴァンスはイカれた役がホントに似合いますね〜w
それにしてもNetflixの底硬さを感じさせるひと作になった気がしますね。
特にアクション映画で良い作品を多く作っているので今後にも期待です。
脚本
配役
演出
音楽
映像
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