ウォルト・ディズニー・ジャパンから2023年10月20日に劇場公開される「ザ・クリエイター / 創造者」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
2075年、人間を守るために開発されたはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。
人類とAIの存亡をかけた戦争が激化する中、元特殊部隊のジョシュアは、人類を滅亡させる兵器を創り出した「クリエイター」の潜伏先を突き止め、暗殺に向かう。
しかしそこにいたのは、超進化型AIの幼い少女アルフィーだった。
ジョシュアはある理由から、暗殺対象であるはずのアルフィーを守り抜くことを決意するが…
作品情報
原題:The Creator
製作国:アメリカ(2023年)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ギャレス・エドワーズ
本編:133分
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙、ジェンマ・チャン、アリソン・ジャネイ、マデリン・ユナ・ヴォイルズほか
レビュー
2023年10月12日 TOHOシネマズ 日比谷にて行われたIMAX全国最速試写会を鑑賞させていただきました。
50年後の未来を舞台に、人間とAIによる壮絶な戦いと運命を描くSFアクション超大作。
スター・ウォーズシリーズを彷彿とさせる世界観に、インダストリアル・ライト&マジックが担当する視覚効果を用い、圧倒的なビジュアルで描いた元軍人とAI少女のバディムービーです。
序盤からその世界観に圧倒され没入感は凄まじいものがあるし、次から次へと予測不能な展開を見せながらもしっかりと王道路線を突っ走る133分に上手くまとめられた脚本と演出、50年後を舞台にしながらもドビュッシーの”月の光”をはじめとする誰もが耳にしたことのある音楽の数々。
そして、使命と葛藤の狭間で悶えながらも父親のような心優しい一面を見せるジョシュア役をジョン・デヴィッド・ワシントン、シュミラントを守るAIのリーダー役を渡邊謙が演じるキャスティングの豪華さに、AIをはじめロボットたちの多様さなどバラエティに富んだSF要素が堪らない。
(新宿?感強いセットや要所に散りばめられた日本要素は謎ですがw)それぞれの要素とストーリー性がガッチリハマっているように見受けられ、一切飽きる暇を与えない秀作であると感じます。
AI少女アルフィーを演じたマデリン・ユナ・ヴォイルズの演技は圧巻で、2014年生まれの子供とは思えない演技力はもはや恐ろしいw
個人的には批評するところが一切ないと感じましたが、SF耐性低めの方をはじめ好みは分かれるかもしれません。
是非IMAXで!劇場で!
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.2 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 67% Audience 77%
metacritic METASCORE 63 USER SCORE 6.6
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