シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll

東宝 / 東映 / カラーから2021年3月8日に劇場公開された「シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll」の感想記事です。

庵野秀明が総監督・脚本・製作総指揮を務め、2007年公開の『新劇場版:序』から続いた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の最終作であり、25年間続いたエヴァンゲリオンシリーズの完結作でもある作品です。

オススメ度4.6

あらすじ&予告編

アスカはシンジとレイを連れ、救助を求めて赤い大地を放浪していた。

やがて三人は大人になった相田ケンスケに救助され、ニアサードインパクトの避難民村「第3村」へ辿り着く…

作品情報

製作国:日本(2021年)

配給:東宝 / 東映 / カラー

総監督:庵野秀明

本編:155分

出演:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、山口由里子、石田彰、立木文彦、清川元夢、山寺宏一、神木隆之介ほか

レビュー

小学生の頃にテレビシリーズの深夜の再放送を偶然見て若干のトラウマになり、中学生の頃に漫画を読みどハマりし、大学時代にはパチンコ・スロットで一時期廃人に。笑

新劇場版でクオリティアップに感嘆しつつも3作目のQで困惑。

長きにわたる自分とエヴァシリーズの本当の最後。

完結を見ずには死ねないとまで思っていました。

前作から8年…もしかしたら完結はしないんじゃないか、まだかまだかと思いながら過ごした時期も見終わってしまうと一抹の寂しさとなってしまうものです。

主人公である碇シンジに対して抱く気持ちは人それぞれだとは思いますが、これほど1人の主人公の内面と向き合う作品は過去にないのではないでしょうか。

その成長ぶりに思わず涙が溢れてきてしまいました。

これが父性…?笑

とても素晴らしいストーリーなのか、過ごしてきた時間がそうさせたのか、何がそうさせたのか、全てなのかはわかりませんが、この時代に生まれエヴァに触れられて良かったと心からそう思わせてくれる作品、シリーズです。

 

ありがとう。全てのエヴァンゲリオン。

 

併せて清川元夢さんのご冥福をお祈り申し上げます。

 

脚本4.0

配役5.0

演出4.0

音楽5.0

映像5.0

 

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