シー・ハルク : ザ・アトーニー

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引用元:Disney+

ディズニー・メディア・ディストリビューションから2022年8月18日にDisney+にて独占配信された「シー・ハルク : ザ・アトーニー」の感想記事です。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の8番目のテレビシリーズとなる作品です。

オススメ度3.2

あらすじ&予告編

30代の独身、ジェニファー・ウォルターズは、弁護士として複雑な生活を送っている。

ある事故によりハルクのような緑色のスーパーヒーロー、シー・ハルクとなる…

作品情報

原題:She-Hulk : Attorney at Law

製作国:アメリカ(2022年)

配給:ディズニー・メディア・ディストリビューション

監督:カット・コイロ、アヌ・バリア

本編:全9話

出演:タチアナ・マスラニー、マーク・ラファロ、ティム・ロス、ベネディクト・ウォン、ジンジャー・ゴンザーガ、レネイ・エリース・ゴールズベリイ、ジャミーラ・ジャミル、チャーリー・コックスほか

レビュー

端的に言うとハイブリッドなハルクw

派手なアクションがなくスーパーヒーローとしての活躍はないながら、MCUキャラクターを使用した裁判ネタなどシュールな演出がしっかり馴染んでいて、尺の短さも相まってとんとん拍子にストーリーが進みます。

弁護士であるジェンとシー・ハルクという異なる2つのアイデンティティに悩むといったテーマは掲げつつも特に活かされず、女性の日常を描いたドラマシリーズといったストーリーは思ったより後半の盛り上がりに欠け、ドラマシリーズがちょうど良いように感じました。

コメディタッチな細かい演出の数々は思ったより好きでしたがw

ジェンとマードックの弁護対決を始めデアデビルとのクロスオーバーも発生し、『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』以来のMCU出演となりました。

2024年春に独占配信を予定しているMCU版デアデビルのドラマシリーズ『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』にも期待がかかりますね〜

金色のデアデビルもなかなかカッコイイですw

物議を醸した最終話は個人的には嫌いではないですし、第4の壁と物語の結末をクラッシュ…www

 

2022年も残すところ1作。

フェーズ4最後の作品となる『ブラックパンサー / ワカンダ・フォーエバー』のみとなりました。

あっという間といえばあっという間に過ぎ去りましたね〜

Disney+のドラマシリーズ、そしてアニメ作品を加えより重厚に折り重なるストーリー展開に、もはや独立した作品はほぼないながらもより深みを増した演出と濃厚な脚本が絡み合うことに対し期待感が高まりますね!!

評価

脚本3.0

配役3.5

演出3.0

音楽3.0

映像3.5

 IMDb 5.1 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 85% Audience 33%

metacritic METASCORE 67 USER SCORE 2.4

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